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中国のネット検閲って、2万人が机を並べているって本当?

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 2007年は、年間100日以上中国にいました。頻繁に行き来し、中国内でもいろいろな人と連絡を取り合うのですが、メインは電話。メールだと、自社のメールにアクセスできないことが多いからです。
 当時のメールはWebアクセスで、https://...から始まる、つまりSSLで守られていました。どうもそれが、中国のグレートファイアーウォールを通してもらえないようなのです。やむなく別の方法でやり取り、ほとんどの連絡はメールではなく携帯電話で連絡を取り合っていました。

 当時いろいろと調べていくと、中国国内のとあるブログに行き着きました。中国語ではない言語で書いてあり、ただ中国のサーバにあるブログであったため、ここでは引用を避けますが、そこにはいろいろと調べていった内容が細かく書かれており、その中にはグレートファイアーウォールの実態は約2万人が机を並べて一つ一つ手でチェックしている、というものでした。

 2万人が机を並べてせっせと国民の外部アクセスをチェックしている、なんて現実的ではないように思いますが、13億(国民番号のある人だけで)という人口を考えるとあり得なくもない、なんて思ってしまいます。

 僕自身、北京、上海、成都、広州などのホテルから、わざと日本のアダルトサイトにアクセスしてみましたが、有名どころは全てアクセス不可。で、いくつかのマイナーどころはアクセスできました。普通にアクセスできているのですが、なんと次の日に試すとアクセスできなくなっていることがありました。どうも自動でやっている気がしないんですよね。

 中国にはハッカーが多いという噂も聞きますが、それだけレベルの高いエンジニアも多いということなのでしょう。あるオフショアを引き受けている中国のSI会社に行ったとき、そこのエンジニアが「日本から来るドキュメント(日本語)のレベルが低くてやりづらい」と言っていました。「あるページではAという動作をする仕様になっているのに、別のページではBという動作もしてしまう。これでは正確なシステムが出来上がらない、なんてドキュメントがよく来るんです」と。
 なんともコメントが出来ない会話でしたが、ハッカーと呼ばれる人たちも、その技術力をぜひ良い方向に活かして欲しい、と思う今日この頃です。

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