iPhoneで読むべきブックが増えてきた
先日も書いたように、電子書籍という言葉が我々の混乱を招いているような気がしています。書籍は紙、紙での出版は文字が中心、せいぜい絵か写真くらいしかない、つまり平面の電子化、だけ。
そうではなく、せっかく電子化するのだから、音声があってもいいし、動画だってあってもいい。でも映画ほど長いものでなくていいわけですよね。
そんなことを思っている中、iPhoneアプリとしていくつかのブックと呼ぶべきものが登場してきました。
ドラッカーの「マネジメント」をテーマとし、高校野球の女子マネージャーが奮闘する『もし高校野球のマネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』です。iPhoneアプリとして800円は安い方ではないですが、あの大ヒット書籍をiPhoneで移動中にも読めると思うと便利です。
もう一つは、林信行さんの『iPhoneとツイッターは、なぜ成功したのか?』です。こちらはまだ読み終えていないのですが、5月5日まで無料でダウンロードできます。
無料だから良いとかいうことではありません。無料書籍が良いなんて言い始めると、良書は手に入りませんから。ただ、今回の林信行さんの書籍は、一つのトライアルだと思っています。そして、5月6日以降にも、有料で売れるんだろうと思うんですよね。
ちょっと横道にそれてしまいましたが、iPhoneで本を読めるのはとても嬉しいことです。iPadやkindleでは、通勤電車で取り出すのはきびしいですからね。iPhoneなら、喫茶店で待ち合わせをしている間にも、ちょっと取り出して数ページ読む、なんてことが可能です。隙間を上手に活用できますね。
まぁ、贅沢をいうと、ちょっと付箋を貼るとか出来ると良いんですが。
iPadが登場しても、iPhone用の書籍というのは増え続ける気がしています。あ、あんまりドンドン出てくると読むのが間に合わなくなり・・・。