iPhoneでニュースを読む時代、日経新聞だけは家で読んでこい
「日経新聞くらいは読んでこい!」
ずいぶん前に、当時の上司から言われたことです。いろいろな動きを見るうえでも、お客さんとの会話のうえでも、日経新聞くらいは読んでいないと話にならない。そういう意味だったと記憶しています。たしかに、日経新聞は必須でした。
最近は、移動時にiPhoneでニュースアプリを起動して、いろいろとニュースを読みます。(※それぞれiTunesのAppStoreにリンク)ITmedia、ITpro、Biz誠、47News、N-Newsという日本語ニュースアプリに、Time Mobile、USA TODAY、WSJ(The Wall Street Journal)といった英語のニュース、それ以外に中国語ではLaShou Newsを活用しています。いずれもタイムリーなニュースが入ってくるので、とても重宝しており、移動時間はあっという間に過ぎてしまいます。
しかし、日経新聞は毎朝読んでいます。
日経新聞を自宅で読むようになって何年になるでしょうか。僕にとっては、家で日経新聞を読んでから出かけることが当たり前のことになっているので、たまに読んでいない人と話すと驚くことがあります。「えっ?しらないの?」みたいな。
常識は人によって違うので、それが当たり前だと思い込んでいる僕がおかしいのかも知れませんね。
ただ、日経新聞を読むか読まないかは別として、日経新聞に掲載されていることくらいは、ビジネスパーソンとして知っているべきなのだろうと考えています。IT企業に勤務しているからといってIT業界の動きしか知らないのでは狭すぎると感じています。
先日、旅行業界の友人に、シスコシステムズのテレプレゼンスの話をしました。旅行業界のライバルは旅行業界だけではない、という一例だと思うからです。狭い世界だけにいてはいけない。つくづくそう感じます。