まずは、意見を言おう
先日、ITmediaさんからお声がけいただき、シックスアパートの関社長にモデレートしていただく、贅沢な座談会に参加させていただきました。
とはいえ、普段から度々顔を合わせているブロガー仲間なので、話しやすい雰囲気の中、いろいろと意見交換が出来たと思います。
ブログという便利なツールは、どう使うか次第ですよね。実はIT業界でも、まだブログと掲示板の区別がはっきりついていない方もいますし、ブロガーは何か悪いことをネットで書き散らかしている怖い人たち(苦笑)というイメージがある方もいるようです。
もちろん、ブログでいろいろと不平不満を書き連ねている方もいらっしゃるのでしょうが、僕自身が目指したいのはそういうところではない、と考えています。
ブログという、開放したコミュニケーションツールを利用して、情報を発信し、時にはフィードバックをいただく。間違ってるよ、というご指摘も嬉しいんです。ブログに書かなかったら、間違っていることに気づかなかったわけですから。
僕自身もたくさんのブログを読んでいますが、その方々に刺激されることも多くあります。それを読んで、ちょっと書いてみたいことが出来た、なんてことも多々あります。
20年前なら、良い意見も愚痴も、なかなか発信する場が無く、時には社内でさえ伝えきれず悶々としていた方もいるかも知れません。
ですが、今ならこういうツールが既にあるのですから、使ってみるのも悪くないと思います。(宣伝するつもりはないですが、TypePadならiPhone用の無料アプリ(AppStoreへのリンク)があるので、iPhoneからもサクッと投稿できます)軽い気持ちで始めても、おもしろいものだと思います。
今回の座談会(前編)の中で玉川さんが、仰ったことがとても印象的です。
私のいる会社では、ブログを実名で書くことが推奨されています。基本的に何か意見を言うときには正体を隠さない、というのがルールです。
匿名ブログが良いとか悪いとかではなく、会社でも、社会でも、自分の意見ははっきりと自分の口で言わなくては、と改めて感じた次第です。