コトづくりなお店 〜四季ボウ坊(新橋/中華料理)〜
サラリーマンの聖地といえば、新橋ですが、先日ご紹介した「牛かつおか田」といい、美味しいお店が実に多い。今日ご紹介する「四季ボウ坊」は、見かけはよくある中華料理店だが、実力は文芸春秋「東京いい店うまい店」に紹介されることだけのことある。
その「東京いい店うまい店(P137)」によると
まだ四十二歳の林氏は若い頃から香港、成都と居住して料理修行した経験から、出身地の軽くてあっさりした廈門料理とガッツのある香港料理、そして激辛の四川料理いう、まったく異なった料理が三通りできる。
すべてがコアな郷土料理で、ほっとする家庭料理。つまり、B級うまいものが目白押し。こんな味が雑踏に隠れてるから東京は凄い。
これは、かなり事前期待を上げられるコメントだ。お店に入ると驚かされるのがその活気。姉さん女房の台湾出身の画文玉さんの仕切りが小気味好い。中国語が飛び交い、ここは日本?と疑いたくなる中国疑似体験。
まずは、dancyuでも紹介された「牛肉のせチャーハン(840円)」。見た目を裏切らない美味しさ♪
となりの席でチャーハンフリークらしきサラリーマンが他店と比較して絶賛していた(笑)
夏期に登場する名物「四川冷やし中華(787円)」どっちの料理ショーで紹介されたらしい。見るからに辛そうだが意外とそうでもなかった。氷の上に麺と野菜や蒸し鶏、ゆで卵がトッピング。
これまたコシのある麺と独特のスープが絶品でしたよ!
続いて香港名物の土鍋料理。こちらは、「牛バラと五目野菜の土鍋ご飯(787円)」。卵はサービスでお好みでトッピング。これは、言ってみればおこげのようなもの。忙しいランチにもみんなフウフウ言いながら食べている。これまた美味♪
雑然とした新橋らしい店構え。店頭にはたくさんの雑誌やテレビでの紹介記事が所狭しと張られていた。二階席もあり、新年会や忘年会にはもってこい。コストパフォーマンスが高そう。
ランチは、19:00まで(笑)
これだけの味とボリュームでこの値段はありがたい。遠征しても食べる価値あり。
今度は、部下と宴会に来てみたい。