人生は「砂時計」のよう。
2015年4月3日(金)から新入社員研修がスタートしました。今年も3社くらいの新入社員研修のお手伝いをいたします。
「消せるボールペン」などと揶揄している場合ではなく(コチラ参照)、今年も真面目で前向きな新入社員のみなさまと楽しく勉強しています。
ブログのメンテナンスがあったり、上記の事情があったりで、10日以上更新が滞っておりましたが、改めて、新年度、明けましておめでとうございます。
(私の勤務先は、1月から新年度なのであまり実感はないのですが、世間的には4月新年度ですしね。)
52歳になりまして、昨年は更年期症状と戦ったり(気づけば、全ての症状が胡散霧消してしまった)、年末には父が死にそうになって突如介護問題に直面したり、と、どこをどう切り取っても、れっきとした中年、いや、もう高年なのかな、真っ只中の私。
年度末の3月29日(日)に、先にご報告した通り、なぜかハーフマラソンを完走してしまい、「52歳でも21km走れるもんだ」とびっくりしたり、こりゃ、まだまだ捨てたもんじゃないし、「今日が人生で一番若い日」と思っていれば楽しいじゃないの、などと自分に言い聞かせたりしながら、また新しいことを始めました。
平成15年に「産業カウンセラー」の資格を取得しまして、ただの「紙カウンセラー」(ペーパーカウンセラー)だったのですが、同じ「産業カウンセラー協会」が実施している「キャリアコンサルタント」の資格取得にチャレンジしようと思い、昨日2015年4月11日(土)から、講座に通い始めました。
試験は8月末に実施され(年1回だけ)、その受験資格を得るための講座に24時間通学する必要があるのです。(試験対策講座ではなく、あくまでも、受験資格を取得するための「学習」の場、です。その他、在宅学習として、論文課題が6本+1本?出されます。)
で、ですね、昨日が初回講座だったのですが、いやあ、面白かった、というか、勉強になった。楽しかった!
新しいことを学ぶのは楽しい。
人材育成に携わっているので、もともとある程度の知識はあるものの、新しく知ることや知っていたけど、そういう意味だったのか、と改めて理解し直したことなど、たくさんあってあっという間の6時間でした。(講義ばかりで、ほとんど演習はない講座ですが、目からウロコだらけだと集中できるものです)
昨日の講座で一番印象に残った言葉は、
「人生は、砂時計のようなものです」
でした。
「本物の砂時計は、砂が落ち切ったら、また裏返せばいいけれど、人生の砂時計は、砂が落ち切ったら終わりです」
と言われ、自分の人生がさらさらと下に落ち続けている映像を脳裏に浮かべて、ちょっとぞっとしたのでした。
以前にも日野原重明先生から「いのちは、"時間"です」と言われ、なるほど、そうだよねぇ、と思ってはいたものの、その"時間"を「砂時計」と表現されて、ぞくぞくっとしてしまいました。
「生まれた瞬間から、人の砂時計はどんどん落ち続けているんです。赤ちゃんだって砂時計の砂は落ち続けているんです」
そうかぁ。
たとえば、人生80年としますね。
80年×365日=29200日。
仮に生まれた瞬間、私の砂時計に29200粒の砂が入っていたとしましょう。
既に18980粒以上が落ちてしまったことになります。
残り10200粒です。
おお、恐ろしい。
これを時間単位で計算すると、もっと恐ろしい。
どんどん砂が落ちているんです。
このブログを書いている一瞬一瞬もさらさらと音を立てずに砂が落ち続けているのです。
なんか、ぼーっとしている場合じゃないな、としみじみと思ってしまいました。
・・・・・。
いや、たまにはぼーっとしてもよいのだけれど、ぼーっとでもしないとストレスフルだったりもしますし、
でも、あくせく働いても、ぼーっとしていても、ウォーキングしていても、おば馬鹿していても、砂は一定のスピードで落ち続けているのですよね。
なんだか、深い言葉だなぁ、と思ったのでした。
さて、講座は、4月中残り3回あるのですが、まずは、来週18日(土)までに論文6本を仕上げなければなりません。
あらかじめ示されている6つのテーマについて、それぞれ400文字程度で「自分の考え」をある程度「論拠」を示しながら書きなさい、というものです。
400文字、厳しい。(短いという意味で)
試験は、いっぱつ合格したいので、とにかく頑張ります!
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全然関係ないのですが折角高いお金を払って(笑)購入したので、ブログに掲載(ブログにUPしてよいそうです)。
【どう見ても歩いている(けど、本人は走っているつもり)。11-2km地点じゃないかと思う。まだ顔が生きている。】
※ 脚が宙に浮いていないですからね、歩いてますよね、でも走っているんですよ、これでも。
これ以外に15km-20km地点の写真が複数枚あるのですが、全てに「死相」が浮かび上がっていて、笑えました。
来年は、表情に気を付けて走りたいと思います。(やる気満々
7km-10kmくらいでリタイアし、そのまま歩いて帰宅しようと思っていたものだから、荷物も預けず、パーカー着てスタートしたものの、
途中での抜け方も分からず、走り続けていたら、暑くて暑くて、とうとう脱いで腰に巻く、という。
で、このパーカーだけでも重かったので、だったら預ければよかった、と後悔したのでした(笑。
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以前読んだこの本は「推薦図書」として読むよう言われました。40代で読むのと50代で読むのとでは意味合いが違うなぁ、と感じています。