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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

サイボウズのワーママ動画続編に私も物申す。

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・・・とまた煽るようなタイトルにして、喧嘩売ってんのか?と怒られそうですが、前回同様、野水さんのタイトルからのパクリです。あしからず。

サイボウズさんの「ワークスタイル動画」第一弾「大丈夫」にこのブログで物申してみたら、凄い反響で驚いたのでした。 私が書いたのは、「大丈夫じゃねーよ。なんとかしてくれよ」というもの。多くのTweetがされ、「そうだよ、大丈夫じゃねーよ」と女性たちがコメントしていたのが印象的です。

さて、続編にもすぐ「物申す」つもりでいたものの、我が家の介護問題が勃発して、ワーママ動画に物申している時間も精神的余裕もなくなりました。
遅ればせですが、第二弾「パパにしかできないこと」についても書いてみます。



動画のキモは、「手伝う?」・・・という部分だと思いました。

「手伝っているよ」
「はぁーー!?手伝う? 手伝うだとー? て・つ・だ・う・・・・だとーーーー!?」

そんなことは西田さんは言ってないわけだけれど、「手伝う」には「サブ」感が満載。

ママは、子育てをしているが、
パパは、子育てを手伝っている。

ママは、家事をしているが、
パパは、家事を手伝っている。

そーゆう関係が世間では多いのでしょうねー。



それで思い出しました。

「あまりに子育て・家事負担が私に偏っているので、この間不満を夫に言ったら、夫が、"わかったよ、オレも手伝うよ"と言ったので、"手伝うだとーーーーー!?"とより頭に来ちゃって。"手伝う"じゃなくて、"ちゃんと自分の仕事としてやって"!と言ったのですよ」

・・・そう語ったAさん(30代、未就学児1人、女性)。

「手伝う」という夫の言い方にカチンと来たわけですね。わかる、わかる。



おしっこ、うんち問題」ってのがあってですね、

「オレだって、おむつ替えてるし」というパパの中には、「おしっこ専用」な人が少なからずいると思われ。

「うんち」と判明した途端に、「ママ―、うんち出てるよぉー」とママコール。バトンタッチ。

「うんちもやれ!うんちやったら威張っていいよ」とママは思っているに違いありません。

・・・と思っていたら、そのことがちゃんと記事になっていました!(笑)

東洋経済オンライン 

悪気のない「残念な夫」が、いちばん危険 「イクメン自称」が妻の怒りに火をつける


介護も似たようなところがあり、下の世話・・おしっこはやるけど、うんちはキツイなぁ、と思うことがあります。

実際、10数年前、祖母の介護をしていた時も、おしっこは誰もが担当したけど、うんち問題は、「おかあさーん、お願い」とバトンタッチしていました。(母、すまぬ)

つまり、「おしっこ、うんち問題」は、子育てでも介護でも「メイン」「サブ」の関係を如実に表わす、リトマス試験紙のようなものだと思うのです。

「うんち」担当できれば、「なんちゃってイクメンではなく、本格的イクメン」

「おしっこ」担当でとどまっていると、「なんちゃってイクメン」とかね。

「おしっこ」も担当しなければ、イクメンでもなんでもない。ただの、パパ。



手伝わないより、手伝うほうが良いわけだけれども、でも、その一言にカチンと来ることもあって、だとすると、「手伝う?手伝うだとーーーー!?」と余計な不興を買わないようにするためには、まず、「うんちにトライ」というのがいいのかな、と思います。

「父の介護日記」でまだ書いていませんが、この正月、私は、父の「うんち」(大人は、うんこ、って感じがしますが)問題に挑戦し、なしとげ、私は、自分のステージが一つ上がったと自負しております。

「これまでは、おしっこだけだったが、とうとう"うんこ"もやった!」・・・この度の介護問題で自分を許せるのは、たったその一点なのであります。


何はともあれ、「うんち」トライ。
子育ても介護も。



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そうそう、この第二弾「パパにしかできないこと」に出てくる、子どもの「あるある」が、本当に「あるある」でしみじみしてしまいます。

なぜそこで座り込む!
なぜそこで止まる!
なぜそこで繰り返す!
なぜそこで熱を出す!

あるあるあるある。

【追記:2015年2月20日(金)】
肝心の「物申す」部分を記載し忘れました。 「おしっこ、うんち問題」に話が流れてしまい・・。

「パパにしかできないこと」・・・というタイトルですけれども、「子育て」に関して「ママにしかできないこと」は、「出産と授乳(おっぱいからの)」だけだと思っております。
それ以外のことは、パパもできるし、じじばばもできるし、おばちゃんもおじちゃんも出来ます。

もちろん、子どもと接する時間が長いとかいろんな理由により、「パパが寝かせつけてもダメなのよね」的なことは、長年の関係性で生まれるでしょうが、
基本的に「パパ」にできないことはほとんどない。

第一弾「大丈夫」の時、「大丈夫じゃねーよ、なんとかしてくれよと思っている人多いんじゃないか」と物申しましたが、
第二弾「パパにしかできないこと」については、「ママを抱きしめる」ことじゃなくて、「何でもいいから身体動かしてくれよ。"ママ―、うんちだってー"って私を呼ぶなよ、じゃないか」と物申しておきましょう。

(あ、喧嘩売ってるんじゃないです。)


▼▼▼

【ちょっとしたおまけ】

来週、勤務先で開催するイベントに、サイボウズ社でこのワークスタイル動画を仕掛けたおひとり・大槻幸夫さんをゲストとしてお招きしました。

企業の人事・人材開発担当者がメンバとなっているコミュニティ活動(「茶話会」と読んでおりますが)で、今回が14回目を数えます。

来週の集まりのテーマは、「ワークスタイルを"じぶんごと"として考えよう!」です。

参加者にはサイボウズ動画を事前にご覧いただき、感想を集めています。
サイボウズさんから動画企画の背景や世間の反応、サイボウズ社自身の取り組みなどをお話いただくとともに、別の企業で男性として3人目の育休取得者になった方のお話も伺い、最後は、サイボウズ・大槻さんと育休経験男性との対談、それを聴きながら、集まった人事・人材開発担当者全体でも議論するという会です。

参加者は、自らがワーママ、ワーパパだったり、社内のダイバーシティやワークスタイル検討委員会に所属していたり、あるいは、人材育成担当者として社員の多様性を考えたい方など問題意識を持った方ばかりです。

どんな風に対話が弾んだかは、後日、勤務先(グローバルナレッジネットワーク)のWebサイトや、このオルタナブログなどでご報告してまいります。

年末、「サイボウズ動画に物申す」ブログ書いてから、いろいろワークスタイルを考えている中で、自らも介護問題に巻き込まれ、「WLB」とか「ワークスタイル」とか「家族と仕事との関係」など様々に考えることが増えました。
これをテーマにいろんな企業の方と議論したら面白そうだな、とサイボウズ大槻さん(3年前に1回だけ"飲み会"でお会いしたことがあっただけなのに図々しくお願いする私)にお声掛けし、快諾していただいたので、この回が実現します。
このコミュニティ活動メンバに育休取得男性がいらっしゃり、その方のお話も非常に面白かったので、「ワークスタイルを考える」ならこのお2人をゲストに、と思ったものです。
(あえて、ワーママをプレゼンタにしなかった、男性だけのプレゼンというのも私の意図があります)


10社ほどの方がお集まりになります。どんな話になるか楽しみです。



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