AzureのMSDNサブスクリプション特典が16ヵ月に延長されている
今日、何気にMSDNのページを見ていると、MSDNサブスクリプション購入者に対するWindows Azureの特典(ある程度無償で利用できる権利)が8ヵ月から16ヶ月に延長されていました。
これはいい!
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/subscriptions/ee461076.aspx
どうせならば完全無料にしてくれればいいのになあ・・・。
一応、SサイズのVMのコンピュートサービスが750時間/月ついているので、普通のWebページ(WebRole)を1つだけ作っておいておくだけなら、事実上無料です(24時間X31日=744時間)。
が、私の認識では、
- Roleを複数利用する
- Roleは1つでも、インスタンスを複数設定する
- Roleとインスタンスは1つでも、VMとしてS以外を利用する
などすれば、そのまま掛け算的にカウントされますので、注意が必要です。
私はここのところ負荷分散のテストとかをしているので、あっという間に消費します。
私がよくやるパターンでは、基準プロジェクトとして
WebRole(1個)、インスタンス(1個)、VMサイズ(S)
というものをまず作り、負荷分散のテストとして、インスタンスやVMサイズをいじっていきます。
が、例えば、
WebRole(1個)、インスタンス(10個)、VMサイズ(XL)
を1時間使用すると、
1 x 10 x 8 = 80となり、たった1時間(1分つかっても1時間換算)の利用でも、基準プロジェクトを80時間利用したのと同等の課金が行われます。ちなみに、VMは、Mが2倍、Lが4倍、XLが8倍換算されます(割り当てられるCPUの数と一致)。
これだと、夜中に寝ぼけて作業していて、そのまま眠り込んでしまうと起きたころには無料範囲を余裕で突破!ということもあり得なくありません。ご注意を。
Azureの料金表とか換算表はここにあります。