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賃貸 vs 購入 (49歳。フリーランス。私なりの結論)

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皆さんこんにちは。

今日はネット上などでもよく見かける、家は「賃貸がいいか」、「購入がいいか」について、私なりの考えを書いてみたいと思います。

"家"についての私の経歴

まず、"家"についての私の経歴?を書いてみます。

  • 私は18歳のときに進学で東京に出てきて以来、長らく借家住まいでした(賃貸)
  • その後、平均すると1年に1回以上のペースで引っ越しをしてきました(賃貸)
  • 45歳のときにマイホーム?を郊外に購入しました(購入)
  • 現在は郊外のマイホームと都内の借家のいわゆる2拠点暮らし(購入 + 賃貸)
という感じです。 経歴で言えば長らく「賃貸派」でしたし、引っ越しする理由も「1箇所にずっと済むなんてありえない」というようなものでした。

で、結論から

まず、結論からかけば、現時点(49歳)において、

精神の安定という観点で自分名義の家が合ったほうがよい(つまり購入)

と感じています。
家は「損得」ではなく、「精神的に安定するかどうか」という視点で考えた方がいいと思います。 どうしても「1箇所にとどまりたくない」という人は郊外に自分名義の物件を保有しつつ、賃貸で好きなところに住めばいいと思います。

賃貸で精神が安定しない理由

経歴で言えば長らく「賃貸派」でしたし、家を購入した今でも「1拠点に一生居られるかな・・・」と思うので「隠れ賃貸派」かもしれません。が、長らく「賃貸派」をしていると、「賃貸 vs 購入」なんて言っていられない状態になってきます。 少なくとも私が「賃貸派」を気取っていられなくなった、「購入派」に寝返った理由を書いてみます。

  • ペットがいると選択できる物件がぐっと減る
  • 壁に釘を打つ・打たないでいちいち悩む
  • フリーランスの与信審査が厳しい + 登記禁止が契約にある
  • 免許、カード、銀行等の住所変更がしんどい(免許更新のお知らせが届かない)
  • 連帯保証人の確保が難しくなる
  • 年齢が上がるにつれ、そもそも貸してもらえない確率が増える

いかがでしょう? 引っ越しの度に上記を気にするのは本当にメンタルにきます。 「賃貸 vs 購入」や「損得」で議論している人は鋼のメンタルの人か本当の賃貸地獄を知らない人かなと(苦笑)。

フリーランス 「ローン組めるか」問題

精神的視点から「購入」という文脈で書いてきましたが、フリーランスや経営者には、そもそも「住宅ローン組めるか問題」が存在します。せっかくなのでこちらにも少し触れて置きたいと思います。私は家をローンで購入しましたが、フリーランスでも住宅ローンは組めました(複数の金融機関からOK出ました)。但し、以下のことに気をつけておいたほうがいいようです。

  • 45歳以下の方がよい(ローン完済時年齢が80歳以下)
  • 黒字で5年以上の実績があったほうがよい(節税もほどほどに)
  • ローン額は年収の10倍がMaxくらいみたい(フラット35は8000万円が上限)
実際の審査基準はわかりませんが、一定の収入(年商ではなく)を維持しつつ、一定期間黒字であれば通るようです。 あと、たまたまでしたが45歳が住宅ローン業界では1つの区切りのようです。

最近でこそ「フリーランス」も一定の認知度を得てきましたが、金融機関は旧態然とした状態のままですので、フリーランスの方は中期的(5年単位くらいの)視点で準備しておいたほうがいいでしょう。

いちおう損得視点からも考察

最後に損得視点でも記述しておきたいと思います。 私の場合、1年に1回くらい引っ越すというやや特殊ケースかもしれませんが、少なくとも私の場合は「購入したほうが得(手元に残るお金は多かった)」ということになったかと思います。答えは簡単で、いままで引っ越しに費やしてきたコストを考えると余裕で郊外のマンションくらい変える費用がかかってるからです。

まとめ

いろいろ書いてきましたが最後にまとめ。

  • 損か得かで言えば「購入の方が得(手元に残るお金は多い)」かなと思います
  • 但し、家は「損得」視点ではなく「精神」視点でどうするか選ぶべき
  • 年を取ると「賃貸派」を続ける方があきらかに精神的コストが上がります

以上。

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