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事業開発ほどクリエイティブな行為は他に無いと思いこんでいる人間の日常

アーキテクトの仕事は削ること

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昨日、マイクロソフトさん幹事で、飲み会ミーティングがあったので参加させていただきました。

集まった方のは普段アーキテクトとして活躍されている方々だったので、

以前からの私の疑問、

アーキテクトとは何をする人か?

について聞いてみました。

私も恥ずかしながらアーキテクトと名乗ることもあるのですが、意外と曖昧に使用しているのと、以前、「アーキテクトになるためには」的な本の執筆を依頼された際、「うーん。実のところ、なんだっけ?」と思っていたからです。特に、その時は、すでに「SEになるためには」的な本がシリーズとして出版されていたため、アーキテクトと(上級)SEの違いについて少々悩んだのです。

ちなみに私の見解では、

SE→言われた通り作る人

アーキテクト→自分の作りたいように作る人

というイメージです。

ある方の答えは、

アーキテクトの仕事は無駄を削ること

という意見でした。

とにかく顧客も提案側も、それぞれの理由で無駄に機能を突っ込みたがるが、それが、システムがうまく動かない原因なので、削ることが仕事ということです。不必要なものを削るとシステムは自ずとシンプルになり、よい設計になるということらしいです。

なるほど。確かにそうかもしれません。

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