.net by au
KDDIさんがリリースされている.net by auという商品があります。
実は、この製品のエンジン部分に、弊社の技術(.net on x : コードネーム)をご利用いただいております。
この度、KDDIさまより、お許しがいただけましたので、知らせさせていただきます。詳しくは?こちらのリリースをご覧ください。
いわゆる.NETアプリは、VM上で動いているので、そのVMをいろいろなプラットフォームにポーティングすることで、.NETアプリを論理上は、いろいろなプラットフォームで走らせることができます。マイクロソフト以外の実装ではMonoが有名です。
我々は、このVMの提供や周辺開発などを担当させていただいております。
実は、私、CLI(とその応用)に古くからかかわっていて、CLIがJIS認定を受けた時、ひそかにエンドースコメントなどを出させていただいていたりしていたのですが、いろいろな方々にご協力いただき(ご迷惑をおかけし)、苦節5年くらいかかりましたが、ようやく形になりました。
Java同様、ハードの制約やプロファイルの制約などで、write once, run anywahereとはいきませんが、基本的なノウハウなどはもちろん、開発環境などを共通化できるメリットがあります。
.net by auも、Brew上にVMをポーティングし、それに加え、Brewあるいは端末独自のAPIを追加した独自のプロファイルになっておりますが、VisualStudio+C#(GUI)でアプリを開発することができます。また、それに加え、Brew時には必要だった事前検証がいらないため、アプリケーションの開発効率を大幅に低減することができます。
VSからそのままAUの実機にアプリをデプロイする様は、感動さえ覚えます(自己満)。
上記は、標準でついてくるバーコードリードサンプルアプリです。このようにWindowsアプリのように、AUアプリを書くことができます。
ご興味のある方は、ぜひ一度お試しください。