オルタナティブ・ブログ > ビジネスをデザインするブログ >

事業開発ほどクリエイティブな行為は他に無いと思いこんでいる人間の日常

Windows7 RC 一般公開+使用感など

»

私が今更紹介するまでもなく、Windows7 RCがダウンロード可能になっている。

いつも遅れがちなリリーススケジュールであるが、Windows7に関しては前倒し気味である(わざとなのかはさだかではない)。

連休で少々時間もできたので自宅の環境にインストールしてみた。

感想は、「まあ、安定して動いているな」という他愛もないものである。betaに比べ、目立つ変化といえば、壁紙などが変更されているくらいで、いい意味でも、悪い意味でも変化はあまりない(もちろんbetaの完成度が高いということである)。

インストールや、使用しながら自分のOSへの期待が明確になった。それは「軽い」ことである。Windows7は、いろいろなところで書かれているように、少なくともVistaより軽く感じる。が、この軽さは、単に、標準で起動しているサービス等の数に大きく依存しているなら、やはり、OSの存在意義についてはいろいろと考え直す段階なのかも知れない。

私は、PCのOSに関しては、Windows Vista、MacOSX(Tiger)、Ubuntuの3種類を使用しているが、どのOSも一長一短であると感じる。いろいろな記事で、OSの比較があるが、現状でこれらのOSを比較するのはちょっとナンセンスではないかと思う。もし、私がこれらのOSを均等に見れる状態が来るとするならば「すべてのOSで同じアプリが利用できる」ことが前提となるときだろう(もちろん、そんな時代は私が生きている間にはこないだろうけど)。

もし、すべてのOSで同じアプリが使えるとするなら、私は、MacOSを選ぶかもしれない。それは、Macの場合、ハードウエアが限定されているので、ハードウエアの差に振り回されることがないこと、そして、UNIXベースなので、年に何度か訪れるUNIXベースアプリの利用の際、いちいち別環境を用意する必要がない(MacOSでコンパイルが一発で通ることが前提)などが主たる理由である・・・。あと、VisualStudioが移植されていることも前提である。

こう考えると、私がWindows系のOSで唯一不満?なのは、WindowsがUNIXベースでないことだけだということがはっきりしました・・・。「Windows Services for UNIXがあるじゃないか」というのは言いっこ無しということで。

「その他 Windows7 RC インストール情報など」

私は、Windows7 RCをboot campでMacにインストールしました。私のOSはTigerなので、boot campの期限が切れて、使えなくなっていましたが、時計をずらすことで回避しました(ライセンス違反なのでしょうか)。それ以外は、問題なく、進みました。Leopard以降ではboot campが生成するDriverDiskのインストーラをWindows7が認識できず、msiファイルを編集する必要があるような記述を見つけましたが、特に問題ありませんでした。

インストール後、Windows7からApple Mighty Mouseを認識はするものの、登録できない(ずっと、登録しています・・・状態で無限ループ)という問題に直面しました。この問題は、先に、MacOS側でMighty Mouseの設定をしていると起こるようで、一度、MacOSにログインし、Bluetoothディバイスを削除した後、再びWindows7から登録を行うとスムーズに登録できるようです(できました)。

Comment(0)