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長野県鬼無里にある「鬼土間」は、地域をなんとかしようとめっちゃがんばっていた件

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こんにちは、竹内義晴です。

2021年7月2日に、長野県長野市鬼無里にある「鬼土間」さんにワーケーションに行ってきました。

今回は、長野市鬼無里支所で働いていらっしゃるKさんに、「ぜひ、鬼土間へ!」とのことで、「よろこんでー!」とおじゃましてきました。

妙高高原から鬼無里に行くイメージとしては、「長野から白馬に行く道を通っていく......」みたいなイメージがあって、「まぁまぁ距離あるよねー」と思っていたのですが、Google先生に聞いてみたら、山越えをすれば1時間で行ける距離なんですね。知りませんでしたよー。

というわけで、朝7時すぎに自宅を出て、戸隠の山を越えて、鬼土間さんに向かいました。こういう施設。

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Kさんとの待ち合わせは鬼無里支所です。思ったよりも立派な支所でした。中に入って、Kさんにごあいさつ。

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それから、車で1分ほどにある鬼土間へ。よき雰囲気です。

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中に入ると、交流スペースとワークスペースで構成されています。プロジェクターやスクリーンもあるとのこと。

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ボクは、こちらのワークスペースで1日、仕事をしました(PCのまわりが散らかっており、すんません)。WiFiは仕様運転中とのことでしたが、Zoomミーティングをするのも全く問題なく、集中して仕事ができましたー。

ワーケーションに行くなら、ボクは間違いなく「集中して仕事がしたい」です。遊びじゃねぇんだよ。仕事は。

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面白いなーと思ったのが、鬼土間の中にEMI-LABさんという企業が入っていたこと。ドローンや農業用ロボットを作っているそうです。こういったところでロボットを作っているとかって、なんかしびれません? 田舎なのに最先端......みたいな。

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お昼は、近くに道の駅に併設された食堂や、近隣に何件が飲食店があるので困りません(ワーケーションにごはんは、めっちゃ大事)。お昼はホワイトタイムさんで鳥南蛮を食べました(写真忘れた)。ボリュームがあっておいしかったです。

で、写真は近くにあるいろは堂さん。お昼のあと、家族へのお土産におやきを買ったら、1つサービスでいただきました。サービス良すぎ。しっとりした、蒸したおやきもおいしいけれど、いろは堂さんの焼いたおやきもうまいんですよね。

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午後は、鬼土間の窓から見える景色を眺めながら仕事です。田舎の風景、最高。

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仕事で煮詰まったので、外に出たらかまどとピザ窯がありました。グループで来たら楽しいだろうな。

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というわけで、1日、集中して仕事ができました。

お昼は、鬼無里支所のKさんとご一緒しました。ごはんを食べながら「どうしたら、地域に人を呼び込めるか」といったザツダンをしました。

小さな集落にある行政機関になればなるほど、リソースは限られます。それだけに、豊富な財源を投資して......とは行かないのが実際のところ。鬼土間さんは試験運用中だそうですが、思い通りにならないところもあると思うんですよね。きっと。

鬼土間で面白いなーと思ったのは、企業が入っていたこと。地方の中山間地で、1日1000円足らずのコワーキングスペースを運営するのは、正直難しい。でも、いくつかの企業が入ったり、働く人が集ったりする場になると、いいのかもしれないなーと思いました。

数日後、Kさんから鬼土間活用の企画書が送られてきました。でね、ボクは思うんです。「大切なのは箱物じゃなくて、人だ」と。どんなにすばらしい箱物があっても、そこに「つなぐ人」がいないと人は来ない。Kさんのような、想いを持った「人のチカラ」が大切なんだと思います。

Kさん、お声がけいただきありがとうございました! ボクも悩んでばかりなので、これからも悩み続けましょう! また、おじゃまします!

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