Wi-Fi内臓SDカードPQI Air CardはNikon D3300で使えるか
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
私は文章を書く機会も多く、時には取材したり、インタビューしたり、写真を撮影したりすることもあります。
撮影時はカメラの液晶で確認しますが、細かな画像の状態が分からないことも多く、かといって、撮り直しもできません。そこで、「撮影した直後にスマホで確認できないかなぁ」と思っていたのですが、ふと、数年前に買ったWi-Fi内臓のSDカードPQI Air Cardが眠っていることを思い出しました。
PQI Air Cardについては、めちゃくちゃ古い記事ですが、昔、nexus7+Optio LS465+PQI Air Cardで楽しいデジタルライフを、これはいい!PQI Air Cardの2つの不満を解決する方法というのを書いたことがあるので読んでみてください。
現在はPQI Air Card 2も出ています。
PQI Air Cardは機種によって使える/使えないという情報が多々あり、結構クセのあるカードです。D3300との相性について調べてみましたが、これといった情報はありませんでした。メーカーのPQI Air Card デジカメ対応表によれば、D3300は掲載されていません。同系のD3200は使えないとなっています。
実は、以前も試したことがあったのですが、ちょっとしかいじれなかった当時は、「使えない」という結論でした。
ぶっちゃけ、他にも類似した商品はあります。それを手に入れたほうが早いのかも。でも・・・動かないと言われているものを動かすの、結構好きなんです。使えればめっけもんですしね。
で、試してみることにしました。さて、使えるのでしょうか、使えないのでしょうか。
結論、「PQI Air CardはD3300で使えます!」
確認できるまでにかなり格闘しました。前述のOptio LS465で動作確認ができたのが幸いでした。もし、D3300だけしかなかったら、挫折していたかもしれません。
はまりやすいところを記録として残しておきます。マイナーなカードなので、誰の役に立つのかは分かりませんけど、ネット上には情報がなかったのでね。
- 「MENU」→「再生メニュー」→「再生フォルダー設定」は「全てのフォルダー」にしておく(PQI Air CardはWifiのOFF→ONを画像ファイルを消して行うが、「全てのフォルダー」にすることでこのファイルが見えるようになる)
- 「MENU」→「セットアップメニュー」→「パワーオフ時間」は「カスタマイズ」とし、「再生/メニュー表示」を長めの時間にしておく(液晶がONの状態ででないとWifiが飛ばない)
- Wifiは電源や液晶がついてから20秒ぐらい経って立ち上がるため、気長に待つこと
これで、撮影した画像をUSBケーブルにつながなくても、スマートフォンで確認できるようになりました。めでたしめでたし。