う〇こで関数を説明する
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
中学生の娘から、「関数を教えてほしい」との依頼。
「関数って何?」とあらためて聞かれたら、みなさんならどう答えますか?結構悩みますよね。Googleに「関数とは」と聞いたら......
ある集合の元、または幾つかの集合からそれぞれに取った元の組に応じて、その集合(のうちの一つ)または他の集合の、一つの元(これを「関数値」と言う)が定まるという対応関係。
これじゃあ、中学生に分かるわけない。
関数って、プログラミングをする人にはおなじみな言葉なわけですけれども、プログラミングの関数は「ある入力を、関数に通すと、特定の出力が出てくる」ものでして、そのように伝えてみたものの「入力?出力?意味わかんない」と言われ、「まー、分かんないだろうな」と。
何か、いいたとえ話はないだろうか。そうだ!昔、関数の説明を料理にたとえている人がいたっけ。「鍋に、ジャガイモと、たまねぎと、にんじんと、肉と、カレールーを入れると、カレーになる。つまり、関数とはレシピのようなものだ」と。「うーん、分かんない」。分かりませんか。そうですか。
「入れると、出てくる」「入れると、出てくる」「入れると、出てくる」......「ごはんをたべると、うんこが出てくる。あなたのからだが関数です」と言ったら、少し理解したみたい。それから、「y=3 × x」と書いて、
「xに1を入れると、yは3が出てくる。xに3を入れると、yは9が出てくる。xに5を入れると、何が出てくる?」
「15」
「正解。これが、関数。分かった?」
「分かった」
こういうのって、理屈じゃなくって、感覚的にわかることが大事よね。「yはxの関数である」なんて言われても、よく分かんないもん。
ごはんをたべると、うんこが出てくる。あなたの体が関数です。以上(合ってるよね?)。