商機?市場の成長?ストレスチェック義務化より大切なたった1つのこと
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
先日、中堅・中小企業のストレスチェック義務化で関連サービス急増(msn産経ニュース)という記事を見かけました。
調査会社の矢野経済研究所によると、メンタルヘルス対策など就労環境支援サービスの平成25年度の市場規模は前年度比3%増の約208億円とみられ、「法改正などで中期的に拡大基調が続く」と予想されている。異業種のキヤノンマーケティングが参入に踏み切るのも、市場の成長性に着目したためとみられる。
内容はほぼ同じですが、SankeiBizでは中小向けメンタルヘルス事業に商機 異業種参入、低料金プランもというタイトルの記事もありました。
確かに、ここのところのメンタルヘルス対策の支援サービスは、商機であり、市場の成長が見込まれる分野なのでしょう。でも、「ビジネスチャンスだから」という理由で「参入」する姿勢には、正直違和感があります。
ボクはストレスチェックは反対です。その理由は、以前、ストレス社会との付き合い方(ITmediaエンタープライズ)や、中小企業のメンタルヘルス対策に、今、必要なこと(誠Biz.ID)などに書いた通り。
ストレスをチェックすることも大切かもしれませんが、もっとも大切なのは、ストレスを抱える原因である職場環境や人間関係、一人ひとりの自分との関わり方を変えていくことだと思っています。
去年、【PR】人事・研修担当者さまへ。社員のメンタルヘルス対策に―森林セラピーを取り入れた企業研修という企画を、妙高自然アカデミーさんと協働で作りました。これは、企業研修の形を通じて、心のストレスを自然の力で癒しながら、職場力や折れない心を作っていこうというプログラム。
ボクは対処療法ではなく、原因のほうから解決したいです。
先日、妙高市観光協会(妙高高原)さんと打ち合わせをしてきました。これはそのときの企画書です。