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なぜ「話す」と頭の「モヤモヤ」が整理できるのか?

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

昨日、晴耕雨読でおしゃべりをしていたら、夕方になって寒く感じたのでストーブをつけてしまいました。1日1日、秋の深まりを感じます。

晴耕雨読におしゃべりに来る方の中には、モヤモヤした頭の中を整理したいという方もいます。頭の中がモヤモヤしていて気持ちが悪いっていう経験、みなさんにもあると思うんだけど、人に話すと、なんで頭の中が整理できるんだろうね。

ちょっとまとめてみました。

1つめは、言語化する過程で焦点がはっきりしてくること。

頭の中のモヤモヤ感って、「何かはよくわからないけど、何かがたしかにあって、それが一体何かがわからない」って感覚ですよね。でも、周りの人にそれを伝えるとき「頭の中がモヤモヤする」だけでは伝わらないので、それを何とか言葉にしようとします。そのときに、「う~ん、この言葉じゃない」「う~ん、これもちょっと違う」・・・みたいに、モヤモヤ感と対話をしていくと、そのうち、感覚とピッタリの言葉が見つかります。「そうそう、この感覚」というのがはっきりすると腑に落ちるので、頭の中が整理できるんだね。

2つ目は、自分の言葉を自分で聞くことで、考えを再確認できること。

周りの人に自分の考えを話すとき、その言葉は相手に伝えているつもりで、実は、一番近くで聞いているのは自分自身だったりするんだよね。自分で発した言葉がもう一度自分の耳から入ってくるとき、考えを頭の中で再確認することになる。つまり、「話して、聞く」「話して、聞く」を繰り返していくことで、自分の本当に意見にチューニングしていくことができるので、モヤモヤした気持ちをまとめていくことができるんだ。

ここまで書いてきてわかったんだけど、他の人に話しているようで、実は、話し相手を媒介にして自分自身と対話しているんだね。話すことって、結構大事。

みなさんも、何か頭の中がモヤモヤするときは、「話す」を意識的にやってみてください。頭の中のモヤモヤが整理できます。晴耕雨読でも話すことができるよ!

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