「大人のための秘密の隠れ家」―Community & Coworking Cafe 晴耕雨読(せいこううどく)をはじめました
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
今年の夏はあんなに暑かったのに、朝晩は寒いぐらいになりましたね。妙高の山々も少しずつ秋色に色づき始めたようです。
さて、すでにソーシャルメディア等ではつぶやいていたのですが、オルタナではまだお話していなかったので改めてご紹介。しごとのみらいでは新潟県妙高市に「Community & Coworking Cafe 晴耕雨読」というのを作ってみました。
Cafeという言葉が入っているので、いわゆる飲食店をイメージされるかもしれませんが、「場」です。「Community」「Coworking」「Cafe」の3つの「C」がコンセプトになっています。
「Community」は、仕事の悩みや将来の夢を気軽に話せる場です。仕事をしていると、いろいろ悩むこと、あるじゃないですか。人間関係のこととか、チームのまとめ方のこととか、役職のこととか、転職や起業を含めたキャリアのこととか。こういう話って、家族や同僚など、身近な人にはなかなか相談できないじゃないですか。なので、「家庭」と「職場」とは違う、「第三の場」として作りました。
なかなか来れない方もいらっしゃると思いますので、スカイプでお話を伺うこともできますよ。机をもう少し増やしたいです。
「Coworking」は、自由に働ける場、いわゆるコワーキングスペースです。静かな場所にあるので、文章を書いたり、アイデアを考えたり、プログラミングをしたり、クリエイターの方には特にオススメです。これから起業される方が近くにいらっしゃったら、ちょっとした仕事場にもいいと思います。コワーキングスペースと言えば、都会のカフェがおしゃれですが、川や森のせせらぎを聞き、自然の中で癒されながら仕事をするのもなかなかよいです。畳の上で寝っころがりながら仕事をするのもいいかも。
「Cafe」は、地域の人たちが気軽に集える場です。近くには観光客の方が行けるカフェはありますが、ちょっと集まって話すような場所がないので、そういうシーンで使っていただければと思います。飲食物の持ち込みは自由です。
おいでいただいたら、手挽きミルでご自身で挽いていただいたコーヒーをサービスしています。コーヒー屋さんではありませんが、「挽いているときの香りがいい」と、なかなか評判です。
近い将来、このあたりがもう少し充実して、本当のカフェになってしまうかもしれません(笑)。
「晴耕雨読(せいこううどく)」には、その字のごとく、「晴れの日は外で耕し、雨の日は内で読書を」という意味があります。なんとなく悠々自適なイメージの言葉ですが、現代人は農耕から離れ、毎日忙しく働いています。忙しいのは素晴らしいことですが、その字が「心」と「亡」からできているように、余裕を失っている方もたくさんいます。「働くときは一生懸命働こう。けれども、時にはリラックスしよう」・・・そんな人間本来のライフスタイルと、自分自身を取り戻していただくという思いがこもっています。
私がこれまで仕事で困ったり悩んだりしたときに読んだ本も置いてあります。ビジネス書もありますよ。秋のひととき、ゆっくり読書するのもいいですね。
街の中のコワーキングスペースのような、人がたくさん集まる場とは違い、森の中にひっそりとたたずんでいる「大人のための秘密の隠れ家」です。何もありませんが、豊かな自然と、自由な時間と空間がそこにはあります。これからの季節は紅葉がきれいだと思います。今から待ち遠しいです。
時間と空間を満喫していただくこと、話を伺う際に他の方に気兼ねなく話していただくことを最優先に考え、あえて予約制を取りました。将来、変更になる場合もあるかもしれませんが、もしいらっしゃる場合は事前にお知らせください。
このような場ですが、気兼ねなく使っていただけたらと思っています。詳しくは、こちらのサイトをどうぞ。