ひとつのピースにこだわらず、ピース全体をながめて表現する
物事には、2つの捕らえ方があります。
それは、「主観的(アソシエイト)」と「客観的(ディソシエイト)」の2つです。
かつて、福田総理(当時)が辞任会見で「私は自分自身を客観的に見ることは出来るんです。あなたと違うんです。」と答えましたが、 客観的に物事を捉えられればいいなと思いつつ、自分のこととなると、ついつい主観的になってしまうもの。
特に、自分がはまっているものはそうです。一生懸命に伝えようとするあまり、ある部分に固執してしまったり、つい難しく表現してしまったり。
それはまるで、ジグソーパズルのピースに似ているかもしれません。全体を俯瞰しながら進めればいいのに、あるピースに注視してしまうがあまり、全体が見えにくくなる。そんな感覚かもしれません。
そういう体験、あなたにもありませんか?書類の作成、プレゼンテーションなど、多くの方が体験されたことがあるでしょう。もちろん、私にもあります。
私は、ブログを出来るだけ毎日書こうと思っているのですが、最近、なかなかアップできずにいました。
なぜなら、ここ何回か、今はまっていることについて書いていたせいか、「なんとかこの思いを伝えたい」・・・そんな気持ちが先行し、なかなか腑に落ちる文章にならない。「書いたけど、何かが違うような気がする」・・・結局、書いては消し、書いては消しする日々が続いていたからです。
このようなとき、第三者からの客観的なコメントはとてもありがたいもの。ブログに何回か書いていた記事についてコメントを寄せていただきました。
「なぜやるのか」が分かるとやりたくなる! TCMでその行動の意義を見出す
日々愛用しているタスク管理術でも、手薄になっている部分はあります。 それは、そのタスクの背後に潜む「そのタスクをやる意味」です。実行するタスクについて「いつやるのか」や「どれくらい時間がかかるのか」といった情報についてはこれまでも意識してきました。
しかし、「なぜそれをやる必要があるのか」、あるいは「それが何につながっていくのか」といった部分はそれに比べればずっと手薄だったのです。
これはそのタスクをやる決意や、実行の優先順位に関わります。
う~ん、ありがたいな~。
ひとつのを『伝えよう、伝えよう』としていたようです。もっと力を抜いて、全体的な分かりやすさを中心に、自分が楽しいと思っていることや感じていることを表現していけばいいんだな。
今まで、力みすぎていたようです。
そんなことを感じた、火曜日の朝でした。