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クリスマスイブに思う「子供たちのために大人ができること」

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クリスマスイブの今日、「本当のサンタさんってどこにいるの?」「サンタさんを見てみたい」などと、朝から子供たちは、今年もサンタさんが来ることをとても楽しみにしています。

我が家には煙突がないので「サンタさんが入ってこれないのではないか」と心配しています。サンタさんが玄関から入ってきて、自分の部屋まで迷わないように、紙で案内板をつくり、家中に貼り付けています。

子供たちが楽しみにしている様子を見ていると、私もなんとなくクリスマスの雰囲気を味わいたくなってきました。「恋人がサンタクロース♪」というフレーズが浮かんできて、つい口ずさみたくなるのですが、変なことを口にすると「恋人がサンタさんて、どういうこと?」などという、夢を壊すようなことになりかねないと思い、口に出すことを控えています(笑)。

「いつ、本当のサンタさんのことを知ることになるのだろう……」

子供たちはいつか、本当のサンタさんのことを知ることになるでしょう。それはそれとして仕方のないことです。

でも、なんて言うかな。

サンタさんがいるとかいないとかだけではなく、子供たちが成長するにつれ、いろんな現実を知ることになると思います。周りの大人たちからも「夢なんか叶うわけない」「やりたいことができるほど、世の中は甘いもんじゃない」「現実を見ようよ、現実を」となどいう声が聞こえてくるようになるでしょう。

でも私は、どうせ思いを抱くなら

「夢は叶わない」よりも「夢は叶う」
「やりたい仕事はできない」よりも「やりたい仕事はできる」
「どうせ私なんか、何にもできない」よりも「私は何でもできる力がある」

という「大きな思いのベクトル」を、いくつになっても肯定的な未来に向けていて欲しいなと思っています。もちろん、それを叶えるのは大変で、困難なこともたくさんありますけどね。でも、思いが未来を作ると思っているので。

子供たちがそういう思いを抱けるように伝える、そんな環境をずっと作ってあげることが大人の役割なんじゃないかなと思った、今年のクリスマスイブでした。

みなさんは、どんなクリスマスを過ごされますか?
どうか、素敵なクリスマスをお過ごしください。

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