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「非日常を日常化する」―平凡な毎日に変化をもたらすポイントとは?

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こんにちは、竹内義晴です。

先日、新潟県上越市で複数の会社を経営されている
大島誠さんにお話をお伺いしてきました。

大島さんは、中学校の教諭から、作業員を経て
経営の道へと歩まれるという、異色の経歴をお持ちの経営者です。

また、経歴だけではなく、その手腕が本物で

  • 教諭時代、荒れた学級を建て直す(40代以上の方ならご存知だと思いますが、それはまるで、ドラマ「スクールウォーズ」のような環境だったそうです)
  • 「先生」から「黄色いヘルメットをかぶった作業員」になりながらも、仕事を楽しむ
  • 赤字だった新聞社を、「地域に愛される新聞」へと変え、黒字化

そして、現在は学習塾、有料老人ホーム、社会福祉法人、NPO法人など、
多くの経営に携わられています。


不安定や社会を、どのように歩んでいけばいいのか?

大島さんのお話は、今のような不安定な環境の中で
どのように考え、歩んでいくべきかを、明確に示してくれました。

たとえば、大島さんは次のようにおっしゃっていました。

『この時代、会社が生き残っていくためには、
 不安定の方向を選択しろと言っています。
 今の時期、変化を自ら望んで、自ら身を投じるべきです。
 これは、個人でも同じです。』

きっと、みなさんもそうだと思いますが、不安定な時代は安定を求めます。
過去の成功体験を再度試みたり
なかなか次の一手を出せない方もいらっしゃると思います。

なにも、経営者に限った話ではありません。
会社勤めされている方も、
できるだけ今の環境を維持しようとされると思います。

不安ですもんね。
そう、みんな不安なんですよね。

一方で、安定を求めるあまり、何も変われない……
平凡な毎日に不満を抱きつつも、今までの環境を維持してしまう……

そういう現実もあると思います。


不安定な時代こそ、変化を

これらの課題に対して、大島さんから次のように教えていただきました。

「非日常ってすごく大事。つまり、変化ですよね。
 そういうときに、自分の力や、組織の力に、改めて気づくんです。
 非日常をキチンと経験することが、現状の流れを明らかに変えるんですよね。
 変化する、非日常を拒絶していくと、変わらないですよね。
 『非日常が日常なんだ、変化していくことが日常なんだ』
 と思うことだと思いますね。
 だから楽しいんですよね。昨日と同じだったらつまんないですよね。」

「変化を日常化する」……これが、ポイントですね。

大島さんは
「不安定を求めた人が、安定を得られる。」ともおっしゃっていました。

変化を日常化することって、何だか難しそうですが
こうしてブログを書き続けることも、
実は、変化の大きなきっかけになるのだそうです。

ボクのような凡人にもできることがあることを知り、ほっとしました。
っていうことは、誰もが変化できるってことですよね。
そのポイントについても、お話くださいました。


音声配信のお知らせ

毎日を変化させていくために、何が必要なのか……
楽しく働くためには、何がポイントなのか……

・「作業から、仕事にしていく感覚」―仕事を楽しくするポイント
・進みたい方向を深い意識にプログラミングし、自動操縦する方法
・これからの企業、個人が生き残っているための2つのポイント

などについてお話していただきました。

単なるスキルやテクニックではなく
経営や個人のあり方についての「軸」となるお話は
自己啓発書を何冊も読むよりも、価値あるお話でした。

もし、あなたが

  • 経営者、リーダーである
  • 平凡な毎日に変化をつけたい
  • 仕事がつまらない。仕事を楽しくしたい
  • どっちの道に行こうか悩んでいる
  • 大きな課題を抱えていて、なかなか前に進めない

などに1つでも当てはまりましたら、
大島さんのお話は、きっと大きなヒントになると思います。

また、崩壊寸前の学級を立て直し、
生徒達の、「勉強が嫌い」を「好き」に変えさせた考え方やプロセスは
今、職場作りにもそのまま活かせると思いますよ。

生の声を何度も繰り返し聴いて、
体の深い部分にインストールしてください。

音声は、こちらからお聴きいただけます。

非日常が、日常を変える!―平凡な毎日に変化をもたらす処方箋 大島グループ 大島誠

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