「しごとのみらい」のロゴマーク
昨日まで、NPO法人しごとのみらいの初期メンバーを募集いたしました。総勢で17名のみなさまに応援いただくことが叶いました。
こちらの記事にあるように、法人を作ろうと思い立った当初は、設立に必要な10名のみなさんにご賛同いただけるか不安でしたが(入会には会費が必要ですしね)、予想を上回るみなさんにご賛同いただき、設立総会を開くことができることに、感謝と喜びを感じています。
8月7日に設立総会を行った後、近日中に認可申請を行い、11月ごろまでには認可がおりればいいなと思っています。
さて、今日は法人のロゴマークについてのお話。
法人設立にあたり、わたしは何か象徴的なマークがあるといいなと思っていました。なぜなら、ロゴマークがあることでわたしたちのビジョンを明確にすることにつながりますし、ホームページや、名刺に使えます。ロゴマークが持つ意味を説明することで、話のきっかけにもなります。
「どんなマークがいいだろう?」
イメージが降ってくる(笑)のを待っていると、頭の片隅にある白いキャンパスに、何か六角形のようなマークがボンヤリと浮かんできました。
「六角形のマーク?なんだこりゃ?しょうゆメーカーのマークみたい。」
これだけではマークになりそうもないので、「もう少し具体的にならんの?」と脳みそ君に聞いてみると、次に真ん中に円のようなものが浮かんできました。
「ん?真ん中に円?このマークは一体何だろう?それにしても、全然ロゴマークっぽくないな~(汗)」
頭の中でたち現れた六角形と円を眺めていると、ふと、ひらめきました。
「そうだ!これは、ナットだ!ナットなら仕事というイメージとドンピシャじゃん。いいじゃんいいじゃん。」
一人興奮していると、もう一人のわたしが耳元でささやきます。
「でも、ロゴマークがナットっていうのも、なんだかダサいんじゃない?」
うん。これだけだとなんとなくダサい。
まるで工務店のマークのよう(笑)。
ボクの中では、「しごとにみらい」というイメージはもう少しやわらかい雰囲気と、ちょっとポップな感じがあったので、
「何か、キャラクターのようなもので表現できない?」
と脳みそ君に聞いてみました。すると、脳みそ君はイメージを描き始めました。けれども、ボンヤリと、何か遠く向こうのほうに見えているようで、具体的なイメージはわかりません。
そのとき、「ペンギン」という声が、どこからともなく聞こえてきました。
「ペンギンかぁ~。『しごとなんて、つまんないもの・・・』だから、どうにもならないと思っている。だけど、飛べないペンギンだからこそ飛べちゃったら面白いんじゃないかな。ペンギンでも飛べちゃうような、そんな法人だったらいいよな~」
そんなことをボンヤリと考えていたら、楽しくなってきました。
「でも、これをどうデザインにしたらいいのだろう?」
これ以上、素人にはイメージが膨らまず、デザイナーで知人のまるやまえみこさんに相談することにしました。
まるやまさんの事務所にお伺いして、「NPO法人で実現したいこと」「しょうゆメーカーみたいなロゴマーク(笑)が浮かんできたこと」「それがナットに変化して、仕事のイメージと合ったこと」「本当は飛べないけど飛べちゃうペンギンが浮かんだこと」など、これまで起きた話をしました。
「すみません。こんな安っぽい言葉でしか説明できないんですけど、これだけの情報でマークって出来ますか?」
そこは、さすがイメージを形にするデザイナーさんです。快く引き受けてくださいました。
で、デザイン案が今日あがってきました。
どれも「しごとのみらい」がイメージしていた、やわらかくてポップな雰囲気があってよさそう。最終的には、設立総会でもご参加いただくみなさんからお話を伺った上で、微調整を加え、決めたいと思っています。
追伸:
まるやまえみこさんに六角形のナットのお話をしたら、
「六角形って、自然界では最も安定した数字なんですって。ほら、雪の結晶はすべて六角形でしょう?六角形が浮かんできたことにも、何か意味があるのかもしれませんね。」
そんなお話を聞いて、益々うれしくなったのでした。