素敵な出会いに感謝
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いつかは会いたい、と長年思っていた方にお会いすることができた。その方は伊藤龍治さん。
札幌オリンピック、ジャンプでメダルを独占した時の「伝説のワックスマン」
伊藤さんご自身も夏はバスケットボール、冬はスキーというシーズン制スポーツマンの先駆けだった。
その後は、スポーツライターとして新聞でスポーツコラムを連載するなど、スポーツを通しての深い見識を披露されていた。
自分が「スポーツを通して物を語りたい」と思ったのは、伊藤龍治さんのスポーツコラムがきっかけだった。
その伊藤さんとお会いできた場所が、本校の体育館だった。バスケット部の外部コーチとしてこられていた伊藤さんは、もう70歳を超えていたが、その立ち姿に風格と品格があり、簡単には近寄れなかった。
たまたま練習試合の折に「いつもお世話になっております」とやっとご挨拶することができたが、逆に深々と頭を下げられ、恐縮してしまった。
伊藤さんは、私との出会いをご自身のSNSで書いてくださったが、それは身に余る言葉だった。
憧れていた人に、自分のことを書いてもらうという、最高の幸せをいただいた。ありがたい。本当にありがたい。
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