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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

上達論

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上手くなるにはどうしたらいいか。

何をどうしたら上手くなるか〜いわゆる「上達の方法」「上達論」を確かめたい。そんな思いで私は昨年からゴルフを始めました。

昨年末にコースで初プレー。スコアは121。そこから100を切るためにどうしたら良いのか、という試行錯誤が始まりました。いろいろ調べると、ゴルフで100を切れるのは3%しかいないという説が出てくるほど「100切り」は高いハードル。自分の目標は1年で100切り。

本を読んだり、動画を見たりの独学が始まりました。ゴルフで使うクラブは10本以上。その全てを練習するのではなく、使用頻度の高い4本のクラブに絞って練習を始めました。練習場に行けるのは10日に一回程度。コースに出る機会は月に1回あれば多いほう。そんな環境です。ネット上にはゴルフのレッスン動画が数多とあり、どれを信奉していいのか迷うところ。「あれもこれも」では消化不良になってしまうので、「これ」と決めてレッスン動画を見てはメモをとる。

実際に打ってみると、右に行ったり左に行ったり。それが少しずつ真っ直ぐに打球が出るようになっていく。

コースに出て学ぶのはコースマネジメント。100を切るために何をしたら良いのか、という戦略。そこで学んだのは「距離よりもコントロール」ということ。ゴルフの本質は「狙ったところにボールを運ぶ、ボールを置くこと」と知った。

その結果、始めてから5回目のラウンドで95を出すことができた。2年目の今年は89までスコアが伸びた。使っているクラブは相変わらず4本。上達には「選択と集中」が大事。高い道具がスコアにつながるのではない。

使っている道具は全て人から譲り受けたもの。シューズも他のスポーツのアップシューズ。それでも90を切ることができる。

100切りに悩んでいるゴルファーの参考になれば幸いである。

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