学級通信〜書くこと6
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お父さん(Sさん)にはその年の大学の同窓会に連れて行かれた
それは経済系の同窓会だったので教育系の自分は出席したことがなかった
Sさんは幹事で「先生、今日の司会頼む」と 初めての出席で司会は通常ないが、引き受けるしかない
出席した顔ぶれをみると錚々たる方々が揃っていた 特に旧制高校時代のOBには国会議員 JR会長 銀行頭取 新聞社社長 大学学長など、学校の中にとどまっていては会えない人たちばかりだった。
そんな大先輩たちにSさんは自分を引き合わせてくれた そこで問われたのは「自分は何をやっているのか」というあり方だった
Sさんは「俺の仕事は、持っている人脈を後輩に繋げていくこと」と言ってくれた
ありがたい 今もSさんや大先輩にはいろいろなところでお世話になっている 初参加以来 ずっと司会なのでみなさんに顔を覚えてもらえた
自分と後輩たちで「Sさんを囲む会」もでき、繋がりはどんどんひろがっている
たまたまSさんの子どもの担任になったから たまたま学級通信を書いたから の出来事が続いていく
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