学級通信〜書くこと2
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学級通信を書きながら、「親に届いているのだろうか、親は読んでくれているのだろうか・・・」「無駄なことをしているのではないだろうか・・・」といつも思っていた。
「全ての家庭で読んでくれなくても、8割の家庭で読んでくれたらOKとしよう」と書き続けた。
そんなある日、家庭訪問をする機会があった。
家の中に通されると、学級通信がリビングの壁に貼られていた。それは、とてもとても愛しく見え、貼ってくれた親にありがたい気持ちでいっぱいになった。学級通信を貼ってくれる家庭があるなんて。
次に訪問したお宅にも、同じように学級通信が貼られていた。偶然なのだと思う。
自分の書いたものが、こんなにも大切にされているのかと思うと続けてきてよかったと思った。と同時に、これからもしっかりしたものを書かなくては、と身の引き締まる思いもした。
このような時代、このような年代だからこそ生徒の様子、クラスの様子、担任の思いを伝えることは大事なのだと気付かされた。
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