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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

奇跡のレッスン〜ミゲル・ロドリゴ

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ミゲル・ロドリゴ氏(フットサル日本代表監督)が小学生に1週間サッカーを指導するという番組を偶然みた。

凄いコーチングだった。短い時間の中で動きがどんどん変わっていく。ドリブルが苦手だった子が積極的にドリブルで進む。

ミスが起きたときはプレーを止めて、説明する。子どもに答えを見つけさせる。良いプレーを褒める。

これらのことはコーチングの研修会で何度も言われること。褒めることは大事とわかっていても、良さに気づかなければ褒めることもできない。ロドリゴの目は小さな変化もすかさず捉え、ほめる。気付きのレベルが違う。

親に「自分の思いを子どもに押し付けていませんか」と言っていた。

練習中、ロドリゴ監督はいつもコートの中にいて声をかけていた。指導者には指導技術も必要だが、ベースは熱い情熱。

フットサル代表がアジア選手権で優勝した原因を「ハートで戦ったから」と言っていた。あれだけの技術を指導しながら、最後はハートだ、と言えるところに説得力がある。

あんな熱いコーチング、自分は忘れていた。

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