何を考えて検索しているのかを読み切ってくるGoogle (いやそんなに大袈裟な話ではないのですが
週末は余程疲れていなければ3食料理するのがもう20年以上の習慣の私。もとはと言えば酒の肴くらい自分で色々工夫しようと鮭缶開けてマヨネーズをかけてみたというところから始まっているのですが、お陰さまで冷蔵庫に頭を突っ込んで食材その他の在庫をざっと見て当座のメニューがすぐに頭に浮かぶ程度のところまでは来ました。
ちなみに家事分担についてはカミさんとなんとなく棲み分けはできていて、たとえば週末の料理は基本私の役割となっているので、世の中的に騒がれる様な問題は起きず平和な毎日を過ごしているのですが、家庭料理だからこそ「いつもと同じメニュー」だと作ってても面白くないので、基本の煮炊きはきっちり押さえつつ色々とバリエーションの幅を広げようと考えたりします。
ちなみに日本最大のお料理メニューサイトを殆ど見ないんですが、別に深い理由があるわけではありません
なんか数が多すぎて、でもって似たようなの多くて面倒くさくなってしまうんです。もちろん「あー、なるほどこういうやり方あるんだー」という学びは非常に多いのですが、そもそもPCを見ながら料理ができる環境に無いというのが一番の問題かもしれません。じゃぁタブレットはどうよと言われると、実は自前のが無いのでそれもキッチンには持ち込みにくい。さりとてスマホでは画面が小さすぎて手元の照明の役割すらおぼつかない。
ってことで、いまだに料理のメニューの知識は書籍や雑誌から手に入れることが多かったりします。もちろんもともとIT系現在通信系の人ですし、「ITを駆使した情報の検索と活用」の話は非常によく理解しているのですが、どうも自分のこととなるとコンサバになる傾向があるような、紺屋の白袴的な自分を反省しつつ…
もちろんネットの方が効率良いことはネットでやるんですけれど
そんな中、ふと気になってラーメンの事情、それも札幌のしょうゆラーメンの話を調べてみたくなりました。もともとは週末にまとめてやっつけていた今週の新聞の中に掲載されていたコラム(日本経済新聞夕刊2014年9月2日付で、Web刊だとここに掲載されています)なんですが、じゃぁちょいと周辺の話を調べてみようと新聞やら広告やら他のDMとかを広げながらブラウザーの検索窓に「ラーメン 札幌 しょうゆ」と打ち込んだ積りが…
Google先生は私の気持ちを読み切ってきた(笑)
「sたー面あっポロ しょうゆ」
ひどい打ち間違いしてました。 しょうゆしか合ってません(笑)
でもGoogle先生は私の気持ちをくみ取り、推測し、そして検索結果を出してきてくれました。なんとなくこんな感じの情報の並びが欲しかったので、いや、素晴らしいなぁと思ったんです。(嫌味じゃないです)
ということでこれで出てきたモノをいくつか見てみて、更にちゃんと打ち直してもう一度調べてみました。
Google先生は私の気持ちを読み取ってくれなかった
「ラーメン 札幌 しょうゆ」
どうやら普通にラーメン屋の情報が真っ先に出てくるようです。
ラーメン屋さんの情報ではなくラーメン自体の話を知りたかった私にとっては、どうやら打ち間違ってGoogle先生が悩んだ挙句に出してくれた情報の方を求めていたようです。
ちなみにここで得た情報諸々を基に料理に使う「しょうゆだれ」の配合調整に移ったわけですが、まぁこれはそのうち料理の話を書くことがあれば。
いや、しかし、検索って難しいもんですね。