花粉症の憂鬱
今になって思い起こせば、40年くらい前の小学生の頃に既に今の時期に鼻がグズグズになっていました。当時は「鼻風邪」と称していたと記憶しているのですが、それがいつからか「アレルギー性鼻炎」、そう、通称「花粉症」という表現に変わりました。でも名前が変わっても症状は何も変わりません。記憶の限り40年くらい付き合ってるんですが、やっぱりこの季節は憂鬱です。
悲惨な飛散量予測で憂鬱
私の場合、とりあえず杉の花粉にはバッチリ反応する状態のようです。他は今のところ大丈夫なようですが、杉と檜を足した花粉飛散予報は平年の120%から150%、予想によっては飛散量が比較的少なかった昨年の5倍とか悲惨な予測もあったりして、もうそれを目にするだけで憂鬱です。因みに私の場合耳や目も反応する体質のようで、晴れた空の下で一日で歩いていたりすると、酷いときには翌朝には目の周りが殴られたかと思うくらい腫れ上ってしまうほどエライ目にあってしまいます。
もちろん色々と対策はするんですけれど・・・
まぁ何とか付き合ってゆくしかない憂鬱
そんな私ですから、たとえば杉がきれいに植林された山を見ると「くそー、全部切り倒してやる」と思ったりもしつつ黄色っぽい煙…というか花粉が舞い上がるのを見て全速力で逃げ去る程度の弱気しか持ち合わせていません。
ということで、いわゆるアレルギー性鼻炎の薬を手に入れるために馴染みの(いや、馴染みになりたくないのですが)耳鼻科に顔を出す時期がきました。そして馴染みの(いや、やっぱり馴染みになりたくないのですが)ドクターの1分間診察。
「おー、一年ぶりだねー。じゃ、何時もの奴、出しとくよ。」
花粉症。こればっかりは気合と根性ではどうにもなりません。
薬やら何やらで症状を抑えつつ季節が杉去る・・・じゃなくて過ぎ去るのをじっと待つしかありません。