俯瞰する、というコトに対する姿勢
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とりあえず闘う相手と場所の事を判っていないと勝負にならないわけですが、ある時点での自分の理解がずっと続くかというとそれは別の話。更にはそれをどの程度の頻度でアップデートして理解の鮮度を保つかというのも問題。もっと突き詰めると、そもそもどういうソースから得た情報を元に理解しているかということも問題なわけで・・・
たとえば営業部門とマーケティングや調査部門との仲が良くないってのは昔からある話ですが
肌で知っている状況が正しいかと言うと、実は一概にそうは言えないと思っています。もちろん現場感覚はとても大事ですし、そこでしか得られない感触や情報ってのはあります。ただ、それから一歩引いた立場だからこそもう少し広い視野で状況を眺めるということも大事な訳ですが、どうしても現場の感覚とはズレるところがあるのも昔からよく言われている話。
- あいつらのいうコトなんて全然信用できないんだからさ
- なんであいつらはこっちのいうコトを聞く姿勢すらないんだよ
なんて会話が今現在の私の周囲にあるという話ではないのですが、かつてはそういう論争や対立に巻き込まれたことが何度もあります。ただ、私の場合、幸か不幸か両方の立場を経験してますので、その意味では対峙する相手の出方自体を理解しているという非常にイヤな人になり勝ちなので、そこは今でも注意していますが。
でも、やっぱり役割としてのマーケティングや調査部門ってのは重要だとは思うんです
これは私の氏素性がマーケティング畑が長かったから、って訳では無いと思ってるんですけどね、でもやっぱりどこかで状況を俯瞰するという立場は大事だと思うんです。
それが何であっても。
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