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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

ビジネスにTwitterを使うという話が多くあるのだけれど、話をしている相手がbotだと嫌だな

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ビジネスにTwitterを活かそうという話は既に当たり前の流れなのかもしれません。いわゆる「中の人」がTweetしている公式・非公式のTweetから、何らかの窓口として使うケースまで、本当に多種多様といえます。基本的に公序良俗(それも実はアメリカ基準ですが)に触れなければ何をしても良いTwitterの世界ですから、別にそれ自体はなんら咎を受ける話ではありませんが、ココに来てTwitter向けのソリューションとしてbotのサービスがちらほら。流石に中にはいかがなものかと思うようなものも出てきたようで・・・

 

UCCさんのキャンペーン炎上の話は既に過去の話ですが、一応リファレンスの一つではありますね

流れるTweetの中に含まれる特定の単語・・・と言うか文字列に反応してReplyを掛けてくるbotというのは結構前からありました。このあたりの運用はそれこそUCCさんの今年の2月のキャンペーン炎上にみられるように、ある程度の規模や状況を超えると流石にいかがなものか、というコトになるわけです。

このあたりの匙加減というのはとても難しくて、何が正解なのかはよく判りませんし、どこまでがセーフなのか、どこからがアウトなのかも結構難しいものだと思います。ただ、これはどちらかと言うと利用する側の話。そこに需要があるわけですから、それに対する供給側が存在するわけで・・・

当然のようにbotがシステムソリューションとして成立するわけで

例えば特定の単語(というか文字列)に反応するbotというのは当たり前の世界として、問題はその後の何らかの話を進めるbotすら出てきているというコトです。つまり、会話する相手が実は人ではなく、botである、というケースが既に出てきているわけです。

何かしら会話的に成立している一連のTweetの相手が実はbotだったってのは、ちょっとブラックだよね、というのが私の素直な感想。

 

まぁ、どこまでbotかは別にして有名なbotに話しかける人が後を絶たないっていう部分であれば笑い話ですが

有名なところで言うと、たとえば松岡修三bot http://twitter.com/shuzo_matsuoka が本当にbotなのかという議論があるほどタイムリーなTweetが飛んでくると、どうしてもそれに対して話かける人もいるわけですが、このあたりはまぁ何が起きても笑い話で済むわけです。

でも、なんだか、ちょっと嫌だなと思うようなbotっていうのが時々あるもので・・・
その文字列に反応しなくても良いでしょ?と思うような、なんだか、なんだか、なんだかなぁ・・・

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