AmazonのKindleを使ってる人を初めて見た
馴染みの店に新年の挨拶と称して(というか言い訳を作って)軽く飲んだ昨夜の帰りの電車の中。そろそろ時計が天辺あたりの各駅停車。それなりに空いているお陰で座れました。ふと右隣を見ると白いタブレットを持った人が。
「あ、Kindleじゃん」
初めて見ました。生Kindle。
その方の氏素性は判りませんが・・・
画面は英語の・・・どうやら小説みたいです。画面の部分で言うと丁度ペーパーバックの1ページくらい。ふむふむ。見た目として普通に黒のインクで印刷されたページそのものみたいなモン。ふむふむ。
で、当然ですがページめくりはボタンをぽちっとするわけです。バックライトはありませんが、とりあえず電車の中で読むには特に問題なさそうな感じ。隣の席の私からも普通に文字が読めます。
「なるほどなぁ。」
色々な経緯で随分と昔からいわゆる電子ペーパーのプロトタイプには触れてきましたが、とりあえず製品となったものとしてのKindleを見たのは初めてです。
で、コレが欲しくなったかってのは実は微妙
正直、本は好きです。自分的には「本を読む」という行為と「テキストを読む」という行為は別だと考えているフシがあり、気合を入れて文章を読むときには紙の形であるほうが頭にすっと入って来やすい感じがしています。
もちろん、そうも言っていられない状況もあるわけで、Webの画面やらPDFやらWordやらなんやら、画面上に表示されている文字を追いかける時間はそれなりにあるのも事実。実際に計算すると多分紙よりも画面を睨んでる時間の方が長いとは思います。
でも、レイアウトとか書体とかも含めた「作品」としての本、あるいは「紙」は好きなんですよね。私の場合。
まぁ四の五の言ってても気が付いたら買ってるかもしれませんが
とりあえず今は「ふ~ん」という感じ。印刷物とは違う質感に違和感は隠せません。これは慣れの問題なんでしょうけど・・・ね。