Twitterの投稿、4割は「意味のないつぶやき」――米調査・・・ だそうですが、それがなにか?
とりあえずワタシもそれなりに便利に使っているTwitter。いわゆる「つぶやき」がベースなので、流れるメッセージ、つまりタイムラインに意味が持てるかどうかはフォロワー次第だったりするわけですが、そもそも自分がどういうスタンスで接しているかのほうが問題立ったりするわけです。本来は。でも、それを微妙に曲解して、何らかのブログやWebサイトのようにタイムラインに意味があると深読みしすぎるとおかしくなるような気がします。たとえば?
Twitterのつぶやきに意味があるかどうかは相対的なものじゃない?
いや、まったくその通りだと思います w
元々言葉や文字に意味を持たせるのは誰かとの関係であって、「飯喰った」とか「xxなう」なんてつぶやき自体には意味があるわけではありません。でも、知ってる人、あるいは知りたい人との関係であれば、ひとつの生存確認みたいな感じでそれらのつぶやきを眺めることも出来るわけです。
もっとも調査会社としては、最新のインターネットのトレンドとしてのTwitterがどんなものかを定量化しないとクライアントにもメディアにも立場が無いので、とりあえず調査してみたらこんな結果になっちゃった、みたいな話に聞こえてしまいます。
ただ、そんな風に思っちゃうワタシ自身がそもそも穿ったモノの見方をしてしまう傾向がありますが・・・
それ自体はそれ自体で存在しづらいつぶやき
Tumblrあたりだともっと混沌としているので調査のやりようも無いんじゃないかとは思いますが、この手のツールの場合、そこにあるメッセージ自体は単なる文字列。特にTwitterは基本的に140文字という制限・・・日本語なら何文字まで大丈夫?っていう話が時々流れますが・・・ があるので、そこに何らかのメッセージ性を持たせるのは構造的に簡単ではない。
もちろんそれを意図的に最大限活用している人の例もありますし、非常に簡潔なRSSのヘッダーメッセージみたいな使い方をしているメディアや一部の人も居たりしますから、それも一概には言えない。
いずれにせよ、TwitterのTLで流れるのは単なるつぶやき。
そしてそれを眺めて意味を感じるのは人であって、機械的に言葉を拾っても前出の調査みたいな結果になるんだろうなぁと思います。因みにそんな受け取り方をしているので、Twitterをマーケティング活動の中に取り入れようという動き自体に非常に懐疑的になるんですけど、コレこそ相対的なものなので、多分ワタシはそういうことをTwitterという場で考えるには向いていないし、多分そういう活動から流れる情報の受け手にもなれないんだろうな、という気がします。
でも、ま、それだけですね。
因みに個人的には、それでも6割は何らかの意味を持っていると判断されるんだという驚き
むしろこっちのほうが驚きです。本当なのだろうか?
と、ふと自分のTLを見てみると・・・ 多分ワタシの場合には最低でも逆(6割意味なし)か、もっと低いんじゃないかと。
もっとも中にはTwitterを使っている知り合いに向けた業務連絡的なモノもあったりするのですが、状況に関係していない人にはまったく意味の無い事なので、おそらく前後の脈絡から「意味なし印」を押されてもしかたないだろうなぁという気はします。
ということを踏まえつつ、前後の脈絡無く、「でもね、それなりにそれらには意味があるんですよ~」 と、ちょっと呟いてみたくなります。