Twitterを使いながら改めて考える「情報の元にたどり着く努力の重要性」
世の中色んな情報が乱れ飛んでいるわけですが、ワタシ自身について言うと、Twitterのフォロワー経由で色んな情報が驚くほどの速さで伝わってくることがあります。情報の確度や真相については判らなくても、とにかく一報がそこでもたらされ、そのあとそれを確認するような位置づけで報道機関からの情報に触れたりします。でも、これが良いことなのかどうなのか、よくわかりません。しかも、多分一概にどうのこうのとは言えない世界だったりします。
Twitterはフォロワーが全て
Twitterをマーケティングに使おう見たいな話もそろそろ佳境に入りつつありますが、速報性を狙って欧米の通信社や報道機関が比較的早くから使っていたのは良く知られた話です。BBCやCNN、ロイターあたりは既に老舗といえるかもしれません。そして、おそらくこのあたりは間違いなくそれぞれが配信しているものだろうと思われます。
ただ、誰かが詐称していても、まったく良くわからない、というのがこの世界。既存のメディアと同じ名前でユーザーアカウントを作ってしまい、そのサイトの情報をRSSか何かで拾ってBOTで流すという動きがあるアカウントも実際に存在します。この場合、厳密には詐称なのでしょうけど情報のソース自体は本物からもらっているモノもあるので、微妙です。
ただ、いずれにせよ、そのネタは誰がどこで拾ったのか?それはチャンと裏が取れるのか?といったところをキチンと見ないと、所謂流言飛語を撒き散らすことにすらなりかねません。
情報収集の大原則。とにかく限りなく情報源にたどり着け!
これは情報を収集すると言う上で全ての事象に当てはまると思うのですが、伝聞ではなく情報源に限りなく近づくことというのが第一ということの重要性。それを代弁するのが看板をキチンともった報道機関であって、たとえばそれらを機械的に集めて配信するGoogle Newsは報道機関ではない、という論調自体は正しいとワタシは思っています。
同様にYahoo! Newsあたりも当初はそんな風に見ていましたが、MSNも含め実際の報道機関と握ることによって位置づけが変わってきました。ただ、いずれにせよ、ココで大事なのが「誰がそれを責任を持って伝えているのか?」ということ。一番は記名記事ですが、その次はソースの報道機関なり通信社が明記されていること、などなど。
なにしろ、文字を介そうが、話であろうが、人手を介する事によって何かがおかしくなったり、あるいは何かのバイアスがかかったりします。その部分にすら責任を持てる組織なのかどうか。ここはちゃんと見なくちゃ。
で、Twitterのフォロワーからもたらされる情報について
単純にうわさですよ。うわさ。もちろん裏の取れたうわさもあるわけですが、基本的には井戸端会議みたいなものだから、そこに過度に依存しないようにすること。ただ、何か起きたときの速報性については確かに凄い。どこかで誰かが何かを見てて、何かを聞きつけて、それをとりえあずつぶやいてみる。
でも、誤報もあれば、意図的にゴニョゴニョ言っている場合もある。
ま、でも、所詮は井戸端会議ですから。