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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

帰省で見えた道路という媒体、帰省後に見えた道路にある媒体

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この正月は久々に実家のある関西に車で帰省していました。行きは12月26日。混雑を出来る限り避けたいと、金曜日に休みを取って移動です。東名から新名神を経由して名神から中国縦貫道路。ところどころ微妙に流れは悪くなったりしましたけど、予想していた愛知県の岡崎インター付近以外はまぁこんなもの・・・ と思っていたら、行きは行きで雪。そして帰りは「今日2日からUターンラッシュが始まっています」と24時のニュースで映ったであろう東名上り神奈川は大和トンネル付近を走行してましたが、そこまでたどり着くまでに既に実家を出発してから優に12時間を超えておりました。特に帰りについては覚悟はしてましたが、いやいや、ワタシは甘かった。

 

行きの雪については既報ですが

これについては12月28日に「備えよ常に」が泣いた夜というエントリーにした通りなのですが、その後の戻りについては元々2日か3日のどちらかとして、天気予報や交通情報の状況で決めようと思っていました。他にも変数というべき条件がいくつかあったのですが、最終的に2日の昼過ぎに神戸の実家を出て、出来れば2日中に横浜の家に到着したいなと考えました。

いや、でも結局もっと大変でした。

 

実家を出発したのは既に午後1時過ぎ

既に考えていた時間より1時間くらい押しています。ただ、それほど急ぐ必要はありませんから、ま、いいやと。ただ、岐阜・滋賀方面から三重にかけての地帯の1月2日の天気自体はあまり楽観視できる状態ではなかったので、とにかく日が暮れるまでに愛知に入りたいというのがひとつのめどでした。そう、目処。でも、たとえば東名から名神に抜けるルートと新名神に抜けるルートの分岐になる豊田ジャンクションに5時ごろというのがひとつの目処となったわけですが、その先どれくらい時間がかかるのかをあまり考えていませんでした。

いや、実はその先に、距離にして5分の3が残っていることに早く気がつくべきでした。で、実際のところ、午後2時前に神戸を出て、名古屋の手前に差し掛かったときには日が暮れてました。そのあと、交通集中による渋滞やら微妙な追突やらガードレールに自分で突っ込んで言った自損事故などによる渋滞に巻き込まれつつ、最終的に横浜青葉インターチェンジを降りたのがよく3日の午前1時過ぎ。

いや、久々に高速道路を堪能しました。

 

因みにカーナビをつけていない私はラジオの情報とサービスエリアなどでの情報がすべて

一般道路でもたまにある、ラジオを使った交通情報。カーナビをつけていないワタシにとってはこれが非常に貴重な情報源となります。たとえば「このさき交通集中により、90キロ程いったxxxインターチェンジの先からyyyインターチェンジの手前、zzzキロポスト付近から何キロ渋滞しています」という情報。だからといってナニが出来るわけではないのですが、とりあえず心の準備は出来ます。渋滞状況の変化を追いつつ、手前のサービスエリアやパーキングエリアでトイレ休憩しとこうとか色々と考えるわけです。実際、今回は今まで以上にこういった情報を一生懸命追いかけたおかげで、渋滞の中で次のトイレが遠いと焦ることはありませんでした。

いや、そもそも高速道路というか免許取ってから何十年も走ればそれくらい考えるやろといわれるとそれまでですが(笑

 

もちろんカーナビには興味はあるのですが

いや、便利なのは百も承知なのですが、後からつけるとかっこ悪いやんとか思いつつ、純正のを最初からつける勇気というか甲斐性が無かった弱気な男なのもので。とにかく、自分で地図を見て、目標物とルートを自分で確かめて走るのが自分にとっても役に立つ(ボケ防止?)んだよと嘯いてはいますが、なんだか単にうらやましがっているようにも聞こえる気がしてきました。

いや、そりゃ便利なのは分かってますけどね。

 

ところで、高速道路のパーキングエリアについての後日談ですが

というか、後日談というよりも普段の休みの日なんですが、たまに行きます。高速道路のパーキングエリアに。歩いて。

知ってる人は知ってるのですが、というか地元であれば知ってる人は多いのですが、高速道路にある多くのパーキングエリアやサービスエリアは実は近隣の人が歩いて入れる入り口があります。たとえばワタシの家の近くにある東名高速下り線の港北パーキングエリアだと・・・

 

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そもそも「いらっしゃいませ」ですから。
この場所、普段行ってもなんだか不思議な違和感がある場所なのですが、実は昨日の昼頃に、ちょうどこの入り口の前を通って近くのちょっと大きな公園に行きました。その際に、野暮用でここから中に入ってパーキングエリアに。いや、ナニが不思議な違和感かって言うと、普通では自分の乗って来たクルマが無いといるはずが無い空間に、徒歩で来てるわけです。そこに自分の車も、乗せて貰った車もありません。

いや、当たり前にあると思っているものが無いというのは、面白い感覚です。

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