トイレの存在が気になる瞬間
どうにもトイレネタから離れられなくなりそうなのですが、ふと、トイレの存在が気になる瞬間というのをいくつか思い出してしまいました。どんなとき?いや、こんなとき・・・
大昔に大規模なデモセンターを作るプロジェクトにいたとき
まだまだ20台後半の若造の私は、プロジェクトの中でデモ機材の企画、導入までを主に担当していました。そこのセンターには、広いロビー、ゆったりと30名程度は入るプレゼンテーション・ルームが三つ、20人程度が仕事できる執務スペース、簡単なパントリー(厨房ですね)を併設したディナー・ルーム的なスペース、そして(記憶が正しければ)200平米くらいの空冷のメインフレームを設置したマシンルームなどの設備がありました。まぁ贅沢といえばそれまでなのですが、七転八倒した挙句にようやくできたフロアの平面図の役員レビューのときの、担当役員の最初の一言。
「トイレはどこだ?年取るとトイレが近くなるんだよ。」
一同絶句です(笑)
まぁ、冷静に考えると、確かに場所の名称からして「エグゼクティブ・ブリーフィング・センター」と称していましたし、対象としても部長クラス以上の方をお招きする場所という位置づけでしたので、それはそれで納得したのですが、でも、最初の一言がこれだったのには、とりあえず絶句、そのあと大笑い、そして実際に運営に入って納得、でした。
因みに、そのセンターの一番奥から1分以内にたどり着ける場所に来客用のトイレがありました。
今、なんとボーイスカウトに絡んでいるのですが
いろんな経緯があって、この9月からボーイスカウトの中の一番ちびっこ部隊、ビーバー隊の副長をやっています。年中さんから小学校1年生が中心です。そう。実はみんなトイレが結構我慢できない年代です。
もちろん個人差はありますが、特に屋外での活動の時には要所要所でトイレ休憩を入れないと大変なことになります。ハイキングとか何とか祭りのお手伝いとかになると、途中の経路やポイントでのトイレの場所、規模、内容(和式のみかどうかとか)などが非常に重要になります。
場所。これは、途中の休憩場所が自動的に決まることを意味します。
規模。これは休憩時間の長短に直結します。
内容。如何ともしがたい場合もありますが、和式は絶対ありえないとか、逆に洋式は嫌だとかいろんなリクエストがあります。
デモセンターにお招きしたお客様とは別の次元での要求レベルの高さに、下見と運営は結構真剣勝負です。
因みに、かつて個人的に通勤経路のほとんど全てのトイレの状況を把握していたこともありました(笑)
今は笑い話ですが、ストレスから(通称)神経性腸過敏症に通算で3年ほど悩まされたことがあります。このときは・・・さすがに死活問題でしたので、当時の通勤経路の全ての駅やコンビニ、果ては自由に出入りできる雑居ビルのトイレの情報をほとんど記憶していました。今でもたまに前に飲みすぎてお腹の調子がおかしいままの出勤途上に途中で降りることが無くは無いのですが、曲者は駅の改装工事で、工事終了後に位置が変わる程度ならまだ良くて、改装中でトイレが使えませんとか言われると目の前が真っ暗になります。
そういえば、以前、地下鉄(?)とかのトイレ情報を本にしたら売れたという話があった記憶がありますが、まだあるのかな?あるいは・・・自分で作っちゃおうかな?