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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

ラジオ深夜便にほっとする

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深夜のタクシー。「キンモクセイが香るようになってきました・・・」 耳に入ってきたNHKのラジオ深夜便に何故かほっとすることが多くなりました。


そもそもは1990年からスタート

当初特番的な扱いの番組としてスタートしたのは1990年。元々ラジオ好きですが、その頃はひたすらJ-WAVEを聞いてました。その後今の放送時間帯に近いところで定着したのが1992年。多分深夜に実家まで車で帰るときなどに聞いていたはずですが、あまり記憶がありません。


一日の経過を感じるラジオ放送は城達也さんのジェットストリームが最初でしたね

中学の頃からジェットストリームは聞いてました。ミスターロンリーが流れると「あ~、今日が終わった」と思い、城達也さんの「ではまた明日、午前零時にお会いしましょう」の声とともに寝るという全くもって生意気なガキでしたが、当時のオールナイトニッポンやヤングタウンとは全く違う「大人の世界」だなぁと思っていました。


ラジオ深夜便、いつから気になってるんだろう?

この番組、聴くのはホボ間違いなく深夜のタクシーの車内です。「xxxで田植えが始まりました」とか「xxxでりんごの収穫が最盛期を迎えています」だとか、あちらこちらに季節感が見えます。だから何だという話ではないですが、とりあえず「そうなんだー」と思える、なんだかホッとする時間です。大抵は終電間際に飲み屋から最寄の駅まで2メーター、時間にして精々10分くらいとかの間に耳にしますが、ワーワー言いながら飲んでいて昂ぶった気持ちが収まってくるのが良くわかります。

乗車した瞬間にドライバーさんが音量を下げてしまい、「すいません。大きくしてもらえませんか?」という一言で不機嫌そうだった運転手さんとニコニコ顔で話が弾むことも結構あります。最後はなんだか気持ちよく「(ドライバーさん)おつかれさまー」「(私)失礼しま~す!」と挨拶して車を降りることも意外なほどあります。

そもそもそんな時間までゴチャゴチャやらずにサッサと家に帰って来い!とカミさんや子供に怒られたりしますが、まぁ、それはそれとして、別にこの番組を目指すわけでもなく、でも行き会ったときにホッとする、ちょっと秘密の時間かもしれません。

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