都銀、信託、地銀、その他・・・その他ぁ?
隣の席で進む、ある資料の改定作業。そこにあった金融機関一覧の区分けが随分と古いままだったので調べると・・・ あれれ?
就職した頃は都銀13行護送船団時代
護送船団時代だった当時、都銀、長信銀、信託、地銀、相銀、信金、信組・・・ 証券は4社を筆頭に・・・という時代でした。その後はご存知の方も多いと思いますが、金融再編の大波の中であちらこちらくっついたり離れたりで、今現在は都銀は・・・ 何行だ?困った時のWikiもなんだかよくわかりません。冷静に考えて根拠法があるんだから役所のサイトを調べようと、金融庁のサイトへ。
金融庁の資料では都銀は現在5行。
免許・登録を受けている業者一覧 - www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html
個人的には「業者」という呼称がひっかかりますが、細かいことはさておき、この資料を見ると
都市銀行は5行
信託は21行
その他11行・・・ その他ぁ?
続きを見ると、持ち株会社と外国銀行は置いといて次は「地域銀行」として・・・
地方銀行64行
第2地方銀行45行
その他1行・・・ ここにもその他?
その他って何だ?
最初の11行には、例えば長信銀から転じたあおぞら銀行や新生銀行、セブン銀行などが含まれています。また地域銀行のその他はシティバンク銀行。うーん・・・どうやら元から存在したカテゴリーに入りきらなくなったところをその他と括っているようです。どうも腑に落ちませんが、まぁ金融庁の資料なので、とりあえずよりどころの一つであることは間違いない。でもちょっと困った状況がおきました。
まとめて括るにはどうすればよいのか?
かつて80年代の半ばには、最初に書いたように「都銀、長信銀、信託、地銀、相銀、信金、信組・・・」と括ればよかったのですが
その他ってどうなのよ?
どうすればまとめて書けるの?
その他ってそれぞれ行名を書けば正しいの?
仮に正しいとしても資料見た人がちゃんとわかるの?
ちょっとお金の絡む内容が含まれたお客さまの手に渡る説明資料のひとつなのですが、さっぱり判りません。なんか適当な理由を見つけて決着させないといけないのですが・・・
さぁ、困った。