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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

仕事を取るか会社を取るか

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IBMを辞めた最後の理由は「仕事を取った」事でした。外資によくある話ですが、それまで担当していた仕事がWorld Wideで無くなってしまったのが最後の要因。もちろん個人の適応力を含めた能力の問題が直接の原因でしょうけど。


「仕事」の考え方
昔、ある人が「Generalistが出来る事はあるけど、Genealistしか出来ない事は無いんだよ」と話してくれたのを覚えています。真かどうかはなんとも言えませんが、仕事をする上で軸足がどこかに無いと落ち着かないのが性分の自分の場合、色々な経緯の結果イベント・マーケティングというところに軸足を置いてみました。その時点でGeneralistではなくSpecialistを選んだといえます。そもそもGeneralistの器ではないと言う話もありましたけど。

IBMの関係者であればご存知の方もいらっしゃると思うのですが、その頃既にマーケティングに関する仕事もそれぞれSpecialistの認定が必要とされていたのもその考えを後押しすることになりました。(すいません。今がどうかは知りません)
Event Marketing Specialist。これが当時私の持っていた肩書きです。
ただ最終的にはそれが命取りになったのですが。


「会社」の考え方
軸足をMarketingもしくはEvent Marketingとした時点で、実は視点が変わったのは事実です。更に河岸を変える決意をしたときにその意を強くしたのも事実です。

「業種業態は変わってもやることは一緒じゃないのか?」

もちろんそんなに甘い話はそうそう無いのですが、IBMを離れることを決意した時点でそれを売りにしていたのは事実です。

「仕事が出来るところを探す!」

だからと言って独立するほどの甲斐性が無いのは今でも変わらないので少々腰砕けではありますが、一応生活もあるんでそれはそれということで転職という手段をとったわけで、それ自体は自分で納得しています。Agency側に身をおいた経験もありますが、就業経験の大半は仕事をお願いする側。結局今でもその流れの中で仕事をしています。


「イベント・マーケティング」は「マーケティング」のGeneralist?
何度かエントリーを書いたような記憶があるのですが、イベントも開催前後の全ての工程を考えると、マーケティングの要素のホボ全てをカバーする必要があります。最終的には会社全体のメッセージングを一緒に考えるところから関与する必要があるくらいです。
会社としてのGeneralist、つまり経営自体、開発や製造、製品企画、営業など諸々をカバーできるようなGeneralistではないのですが、それでも一通り理解した上で、それを最終的にイベントの場に結実させて、さらにその後に結びつけるか。その意味では「マーケティング」のGeneralistであれというのが自分に課している課題です。

ただ、Generalistなんで、主軸のイベントはともかく、他のエリアの細かいことは良くわからないんですが・・・ってのはただの言い訳ですね。うーん。

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