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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

ちょっとがっかりしたゆうパックの荷物追跡

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月曜にカミさんと子供二人が私より一足先に関西に帰省しました。荷物を日曜に自宅のある横浜からゆうパックでカミさんの実家に月曜着「希望」で出したのですが、結局届いたのは火曜の昼前でした。月曜の夜11時過ぎに「結局荷物が届かないよー」という電話をもらって、Webの荷物追跡で調べてみたのですが・・・

到着希望日の夜に調べたのに
伝票番号を入力して出てきたのは、「8月5日 xxx郵便局受付」だけ。今どこまで行ってるんだ?うーん、判りません。後から考えると、確かに日曜日に郵便局で仕分けをしてトラックに載せることは無いのかも知れないとは思ったのですが、それでも到着「希望」を翌日月曜の6日として、それを確認して受け取ってもらったんで、大丈夫かなと思いました。でも、届かない。調べてみても、郵便局に預けた情報しかありません。当然荷物は着くだろうと思ってましたから一泊分の着替えしか持って行っていません。
さぁ、困った。

駄目モトで電話を掛けても受付時間外。そりゃそうなんだけど
伝票に書いてあった0120の問い合わせ窓口に掛けてみましたが、さすがに夜中は駄目ですね。「営業時間内におかけ直しください」。いったい荷物は何処まで行ってるんだ?
ますます困った。

到着「希望」はあくまで「希望」?
6日到着「希望」で出してるんだけど・・・ 実は「希望」は「希望」で、かなえられるとは思わないほうが良いのかな?色々と考えました。でも民間の宅配便だと荷物出す時に「今日出すといつの到着になりますよ」って言ってくれるけど、少なくとも窓口では「希望」日を確認して、でも何も言われなかったしなぁ。このあたりまで来ると、実は「希望」というのが重要なのではないかと思い始めました。でも荷物は届いていない。
困るしかない。

まさか、出した郵便局に残ってたりしないよな
ここで、それでも追跡システムで表示された内容を信じてみようかと思った瞬間、最悪のシナリオが頭に浮かびました。
「これは、出した郵便局に荷物が本当に残っている状況が表示されているのか?」
実はこの段階まで、この追跡システムは「荷物を追跡できる」モノだと考えていました。DHLやFedexなどでは(確か)ある程度の状況まで判った記憶があり、それと同じようなモノだと思っていました。その上で、荷物は送られているけれど途中のデータが入力されていない、あるいは反映されていないから表示されないんだという、純粋にシステム的な問題として捉えていました。でも、届かない荷物が本当は出した郵便局に残っているという情報を正しく表示しているとしたら・・・?!
もう困ってるだけでは収まりません。
明日の午前中までは待つけど、それでも届かないなら、郵便局に怒鳴り込んでやる!

結局「希望」日の翌朝の昼前に届きました
カミさんが配達の人に聞いたところ、その日の朝一番で最寄の郵便局に届いたとのこと。とにかく、荷物は届きました。郵便局に怒鳴り込まずに済みました。
実際に荷物がどのような工程を経て届くのかについてはよく知らないのですが、それでも荷物を出す時に何も言わなかったでしょ!という部分がどうしても納得できません。到着がやばいなら、もう一泊分余計に持っていきましたよ。民間の宅配便ならさぁ・・・

結局使い分けする必要があるのかな?
今回のように荷物を送るのは、運送のサービスを利用するということですが、利用者側がサービスの提供者側の(広義の)サービス内容を理解した上で使わないと精神衛生上非常によろしくないという経験をしました。
実は今まで民間の宅配便を通常使っていたのですが、あるところから昔の7円とか10円とかの切手が山ように出てきたので、それを使おうというのがゆうパックで送ろうとした切っ掛けでした。でも、郵政公社の方には大変申し訳ないのですが、到着日をある程度はっきりさせたい時にはゆうパックはもう使わないと思います。結局追跡システムの情報は配達確認の葉書と同じ役目しか果たせず、今回は心配のネタを提供する以外何の役にも立ちませんでした。

知ってる方は知っている余談ですが
ゆうパックに限らず郵便物は切手が使えるのですが、あまった小額切手を箱の全面に張りまくって送ることができます。消印を押すのが大変そうですが、受け取った側にかなりの確立で笑いを取れます。例えば1200円のゆうパックのために10円切手だと120枚。小さな荷物だと張り切れないくらいです。でも送れます。しかも笑いを取れます。だから何だという話ですが・・・

失礼しました。

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