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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

魔法の数字

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色々な業界や仕事に、ある見積もりをするときの魔法の数字というのがあるのではないかと思っています。もちろんイベント・マーケティングの世界にもあります。

集客目標人数と集客のための平均コスト
ホテルでのセミナーでの出席者数と総コスト
ホテルでの懇親会の内容と出席者あたりの単価
懇親会の内容による出席者数と用意すべき料理の量
展示会での平米単価と総制作コスト
セミナーの実施方法と総申込者に対する来場率および出席率
配布する印刷物の制作単価が紙代で計算できるようになる印刷部数
受付方法による受付スタッフひとり当たりが単位時間あたりで処理できる来場者の数と準備するべき受付スタッフの数
セミナー会場での座席間の通路数および長さと誘導スタッフの配置数

も ちろん程度問題ですが、ある程度の予算を立てる上で、これらの魔法の数字が頭の中にあると便利なのは事実です。殆どは経験則に基づくので論拠を明確にしづ らいところがありますし、もちろん明細に関しては実際に出した予算を現実の要求に合せて組み替えてゆくと当然変わってきますが、場数を経ることで不思議な ことにボトムの総コスト自体や大枠の配分は大きくぶれることが少なくなって来ました。

これらの数字がある程度判ってくると、セミナーや展 示会などの企画を起こす際にあっという間に企画のベースを作ることができますが、業界が変わると、当然これらの数字の単価や単位が変わってきます。以前に 身を置いていたIT業界と、現在の通信業界ではベースのコストが違うため、最初は誤差が大きく出て大変でしたが、最近は現在の勤務先なりの数字が頭に入っ てきました。

だからといって仕事が早く終わるとか、より効率的に実施できたとかという目に見える成果がなかなか出せないのが、私自身の不甲斐なさの証明のようで辛いですが・・・

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