「会社になぜ行くの?」「会社に何しに行くの?」
おはようございます。
今朝はテレワーク朝メ。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□チームメンバーという面白いコンテンツ
「会社になぜ行くの?」「会社に何しに行くの?」
テレワークを考えていると、この疑問を避けて通ることはできません。
ITやらリモートアクセスやらで仕事をする場がどこでもよくなっています。「会社には仕事をしに行くのさ」はもう通用しません。会社に行く理由、その場としての存在価値の見直しが必要だと考えています。
もともとモバイルを活用した仕事が大好きだった自分は、1986年の新入社員の頃から、専用ワープロとモデムを持ち歩き、電話回線にたまにつながることができれば、どこでも仕事ができることを実証してきました。だから、会社に行くことが仕事であるという考えが根強かった時代でも、国内出張や海外出張で報告書などのパフォーマンスが落ちないことを自慢にしていました。
時代は変わり、日本では政府主体でテレワークが政府主体で推進されています。一方、もともとのテレワーク王国だったアメリカのIBMやヤフーで在宅勤務禁止の方針、「退職かオフィスに戻るか」の選択が迫られています。
「会社とは何か?」。改めて考えさせられます。
さて、そこで思い出すことがあります。Tさん曰く、彼の娘さんが4歳くらいの頃、e-Janのクリスマスパーティーに参加したときのことです。当日は、会社見学した後に、半蔵門グランドアークでパーティーとプレゼント。どうやら会社のことを豪勢な食事や楽しい催しものがある場だと理解したようです。
その後、お父さんが会社に行くたびに「会社いいな~、わたしも行きたいな~」と、うらやんで、その日を思い出してはホテルでの宴会の様子を絵に描いていたというのです。皆で集まってお互いに楽しむために会社がある。そう。もしかしたら、彼女の観察は正しいのかもしれないです。
皆で仕事ができる、一体感がある、仕事が面白い。
こういったことは、チームメンバーが集まり、そこにお互いを認め合いながら切磋琢磨し、自分一人ではできないようなことが達成できるから、それがやりがいいつながる。これが会社の本質なのかもしれません。
それがゆえに、自分の仕事とチームでやる仕事とを上手に両立させる必要があります。自分でやるべきことをやっているから、チームに貢献できる。チームは皆の貢献でより大きな成果が上げられる。自分でやる仕事はテレワークでもいいでしょう。でも皆でやる仕事にはお互いを楽しむ場が必要になる。
そう。チームメンバーというコンテンツを楽しむために会社という場があるのかもしれません。そして、そのコンテンツを楽しむために、ITのツールをうまく配備すればいいのです。