オルタナティブ・ブログ > 坂本史郎の【朝メール】より >

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

自宅用PCは1万円台のStick型PCで十分実用的です

»

おはようございます。

18℃@4.30am、ますます温かい早朝です。

===ほぼ毎朝エッセー===

Stick PCの性能と安定性はここのところかなり高まってきていて実用性がでてきたと言われています。また、値段も1万円ちょっとから入手できて、かなりお手頃です。早速なのでStick PCと暮らしてみています。使ってみて意外と快適なので報告させてもらいましょう。

DSC_0769.JPG

これは、Windowsの8や10が走るる完ぺきなパソコンです。容量は32GB、メモリは2GB、ディスプレイはテレビをHDMI接続することで代用、そしてキーボードは3000円程度のUSB経由でBluetooth接続で使います。実際に自分がいま使っているmouse computer製のPS01は、Windows 8.1で使い始めましたが、普通にWindows 10へとアップグレードできました。

DSC_0771.JPG

実際にこの1ヶ月ほど試していて、家でのパソコン利用の殆どはこれになってしまいました。テレビに装着しておき、USBで給電、本体の電源はつけっぱなしにしています。それでテレビを見終わるとリモコンの入力切替でStick PCの画面にします。

テレビに映し出されたパソコン画面では、一通りCACHATTO Desktopでメールやら社内決裁サイトなどをチェックします。この環境、何せエクセルやらパワーポイントとかがそのまま走るし(※別途ライセンスは必要です)、端末にデータが残らないので快適だし安心です。一通り仕事が終わると、さらにはウエブサーフィンやらYoutubeやらTED Talks視聴などに使います。テレビの音声がそのまま出てくるので、通常のパソコンよりの遥かに音声の迫力があり、違和感が少ないです。

ChromecastのAndroidやApple TVのiOSでのテレビ接続もそれなりに進化していますが、使い勝手や入力の柔軟性などに違和感があり、自分の中では今一つ定着していません。このStick型のパソコンがそのままテレビで使えてしまうという快適性は、意外にアリです。テレビを見るリラックスしたカウチポテト状態でパソコンが使えるというのも快適な理由の一つなのでしょう。

実際にノート型パソコンを自宅で使うのと比較すると、CPUが手元に無いため、発熱も無くファンの音も近くに無い状態です。きわめて軽いBluetoothキーボードを膝に置いて操作ができます。ノート型パソコンのように手元も膝も熱くなったり、ファンの音に煩わされることはありません。キーボードは使い終わったら横にどけておけばいいのです。

ここまで小型化して安くなったのであれば、自宅用のパソコンはこれでいいのかもしれません。会社から貸与する持ち出しパソコンもこのスタイルであれば、よりいいかも知れませんね。無くしても壊れても安いし、CACHATTOを使ってデータが入っていないとなればより安心して使えます。高スペックパソコンを特に好んで使うのでなければ、これで十分ではないか。本気でそう思っています。

Comment(0)