表現の下手さをカバーする方法があるものだろうか、社内マスター制度?
おはようございます。
今朝はバスに乗ってすぐパソコンのバッテリー切れに遭遇。移動時間が惜しいので渋谷のスタバ朝メ作業にしました。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□社内マスター制度
「仕事で組織や社会に貢献したい」
「それを皆に認められたい」
「そのために頑張ることは厭わない」
誰もがそのような意識を持っているものです。
ところが組織においてそれがうまく実現できないことが多いです。せっかくの意義ある仕事が「シャドーワーク」、つまり陰の仕事、などということにされてしまうのは気の毒です。
何故だか考えてみました。
そこには「表現の下手さ」が絡むことが多いのです。同じ技術であれば表現がうまい方がいい。同じ営業成績なのであれば戦略的に表現できる方がいい。ところがこの「表現」、上手な人と下手な人とがいます。やたらとアピールが上手な人、言わずに損をこうむる人。
表現が巧みな人はそのままでもいいでしょう。巧み過ぎるとかえって信頼を無くすというワナにハマらないよう、そこに気づけばいいと願うだけです。
問題は表現な下手な人です。
表現が下手なままでいて、人にそのことがわかってもらえず、それが続くと結果的には無力感を覚えたり、叱られたりするのです。
これでは明らかに「もったいない」です。
「仕事で組織や社会に貢献したい」
「それを皆に認められたい」
「そのために頑張ることは厭わない」
誰もがこのことを認められるのが、理想組織ですから。
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今の自分の考えでは、その表現の方法を一緒になって考えるのが、うちの組織で言うところのグループリーダーの役割です。
感情ではなく数値で表現する。行き当たりばったりではなく、戦略的な動きとして表現する。一定のフォーマットで表現する。
ここは各リーダーに是非とも実現してほしいところです。知恵の絞りどころ。
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さて、さらに面白そうな方法がありそうです。今朝、パソコンが使えないので高速バスの中で一人ブレストをしていて思い付きました。
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表現には簡単な原理・原則がありますよね。
それは情報を出す人と受ける人が何をやりとりできるかを事前にシェアすることなのです。「この人なら何を言うかな?」このことが事前にある程度分かっていることが重要なのです。
そこで提案があります。
名付けて「マスターニックネーム制度」です。
その昔から、「Mr.プロパティー」だの「北の男」だの、あるいは「食の右大臣左大臣」のようなニックネームをつけてみました。それは、その人のアイデンティティをはっきりとさせる効果を生みます。
毎回そのニックネームを与える、というのもどうかと思います。そこで自分でニックネームを宣言してしまうのです。それを「マスター○○」という名前で表明するのです。
ちょっと考えてみましょう。例えば次のようなものです。
・マスターDB
・マスターVPN
・マスターWindows 8
・マスターAndroid
・マスターMac
・マスタースマホ
・マスターWindows Phone
・マスターiPad
・マスターCisco
・マスターIBM
・マスターNotes
・マスタープロパティーファイル
・マスター中華端末
・マスターポータル連携
・マスターポップアップ
・マスター自動テスト
・マスターUI
・マスター検証
・マスターテストケース
・マスターLinux
・マスターMS-DOS
・マスターSkype
・マスターExchange
・マスターSharepoint
・マスターネットワーク
・マスターVM
・マスターAWS
・マスターOffice 365
・マスターRedmine
・マスター社内LAN
・マスター社内システム
・マスターSMILE
・マスターRoomba
・マスターKobolt
・マスター社内ルール
・マスターデザイン
・マスターHTML
・マスターCSS
・マスター既存顧客リスト
・マスター上海
・マスターシンガポール
・マスター北陸
・マスター九州
・マスター文教
・マスター官公庁
・マスター特定販社
・マスター見積もり作成
・マスター検証機構築
・マスター添付ファイル変換
・マスター法人営業
・マスターExcel
・マスターPowerpoint
・マスター弥生会計
・マスターガラケー
・マスターPマーク
・マスター輸出規制
・マスター規約
・マスター秘密保持契約
・マスター社内Wiki
・マスター社内ルール
・マスター電話システム
・マスター福利厚生
・マスター解約
・マスターFS一番町ビルルール
・マスターセキュリティ
・マスター英語
・マスター中国語
・・・・
いくらでも出てきますね。
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それを一人最低3つは自分のものとして「宣言」するのです。その項目を毎日意識して共有しておく。日報に記載するのもいいかも知れません。そして、徐々に増やしていく。
新人さんたち、相談したい人たちはそのマスターのリスト持ち主に相談を持ち掛けるのです。相談に応じたマスターは必然的にさらに実力を高めることができます。
これによって、個々が何をやる人なのか、やりたい人なのか。社内での自分の立ち位置を明確にするのです。いわばニックネーム制。
まずは実践してみましょう。
今週中に自分が何のマスターなのか、なりたいのか。かぶったら当事者で相談してください(笑)
それで是非実現しましょう。
「仕事で組織や社会に貢献したい」
「それを皆に認められたい」
「そのために頑張ることは厭わない」
と、誰もが思える理想組織を。