全株を社員全員で持つ株式会社
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おはようございます。
曇り空の朝。空地の雑草が背を高めてきています。
青いにおいが懐かしさを感じさせます。
===ほぼ毎朝エッセー===
イギリスにある物販系の非上場大手企業があるそうです。
そこでは全社員で会社のすべての株を持っているとのこと。
業績が良くなって株の価値が上がれば自分の資産が大きくなる。
ゆえにお客様への対応も「自分のこと」としてしっかりやる。
非上場企業ですから、株価についての算定基準は会社決算連動。
業績がよければ算定された株価が上がる。悪ければ下がる。
流通していない株なので、持ち株会が市場の役割をするとのこと。
退職時には売って去るわけです。
まさに名実ともに自分たちの会社を実現する方法です。
面白いと思ったのは、発言権は株数に関係なく民主主義であると。
一人一票の発言権、それが多数決で持ち株会としての意見になると。
社長の交代なども求められるわけです。
その代わり、社員は主体的に自分たちの会社について責任を持つ。
さすが株式会社が創られたイギリス、新しい資本主義の形なのか。
うちの目指す姿なのかも知れないと思いました。
理想組織への一つのレシピかも知れません。
ちなみにその会社はJohn Lewisというそうです。
興味があるので調べてみます。
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