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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

国内ビジネスコンテストで「Global賞」、次はシリコンバレーに行きます

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おはようございます。

4時45分、家を出ると下弦の月がシャープに見えました。星もきれい。放射冷却ばっちりの冷たい空気です。今日も朝一の自分に勝てた!

今朝は昨晩の授賞式について。

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今年の夏過ぎ、ある知り合い経由で三菱地所さんへの営業活動に行ったところ、逆営業で『日本創生ビレッジ ビジネスコンテスト EGG JAPAN Innovation Cruiser』というイベントへのご案内をいただいてしまいました。

・「都市再生」のためには、ベンチャー企業が生き生きと伸びて行く必要がある
・ベンチャー企業が伸びて行くには、場所とネットワーキングが必要である

そんな考えのもとで、三菱地所さんでは、『日本創生ビレッジ』という活動をしています。インキュベーションオフィスや「東京21cクラブ」というネットワーキングのスペースを、新丸ビルの10階に設けているのです。その一環で、ベンチャー企業にビジネスプランを発表する場を設け、コンテストを実施しています。今回はそのイベントへのご招待でした。

我々は過去6年、会社を本業のキャッシュフローでかっちりと回るように経営できています。外部資本に頼らずに順調に成長しています。普段から「理想組織による永く続く企業を創りたい」と考える私にとって、今のように、自分たちの会社を自分たちの考えで経営できているのは、とても幸運なことなのです。きっちりとしたお客様たちに、きっちりとしたサービスを提供して、長くご利用いただいているおかげです。

ゆえに、今回ご案内いただいたビジネスコンテストは、自分たちとあまり関係が無いと思っていました。ただ、ゼロ回答も申し訳ないので、普段から有望なベンチャー企業だと思っていた、三三(さんさん)株式会社の知り合いに興味ありやと打診してみます。彼は喜んで応募すると言いました。

「これでいいのだ」と思っていたのですが、ふと「妄想」を思いついたのです。

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ビジネスコンテストの賞には「Global賞」というものがあります。上位3社の「Global賞」に選ばれると、シリコンバレーに行き、多数のベンチャーキャピタリストたちに事業を披露する機会が与えられるというものです。世界各国から来た40を超えるベンチャー企業たちとの競い合いになるようです。

e-Janは、CACHATTOというサービスをゼロから自社で企画開発販売してきて、国内では大手企業を中心とした300社以上にしっかりと認めていただき、利用者も10万人を超えています。年率4割程度の伸びを続けています。ここのところのスマート端末でさらにニーズが高まっています。国内のサービスをきっちりと伸ばしていくことで正直なところ手いっぱいです。

一方、昨年から日本IBMさんの助けをお借りしながら、CACHATTOにグローバルなニーズがあるかを調べたりしてきました。その結果、ニーズはあると見込みました。海外にニーズがあるのでサービスを提供したい。しかし、一方、国内の伸びが激しくて付いていくのがやっと。このジレンマを解決できる手段はないのだろうか。

「もしかしたらあるぞ!」妄想はそんなところです。

その妄想に「ベンチャーキャピタルのお力を借りたい」とCACHATTOのプレゼンテーションしてみたのです。きっと、審査員の方々の「チャレンジしてみては?」というメッセージなのでしょう。「Global賞」に選んでいただきました。

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昨日はその授与式でした。嬉しいことにご紹介した三三さん(さんさんさん)も「EGG賞 Gold」に入賞。

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12月8日に急きょシリコンバレーに行くことになりました。12月6日にはPマークの審査があるので、その午後に出発です。そして10日には会社での社員の家族をお呼びするパーティー。とんぼ返りで帰ってきます。

皆で記念撮影。

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いただいたトロフィーです。

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※20111126 13:50 修正しました。 CACHATTOといサービス → CACHATTOというサービス

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