導入事例を充実させることの難しさと効果
おはようございます。
今日は暑さが戻るとのこと。ちょっと怖いですね。今朝は導入事例について。
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■導入事例の充実はもう一人の強力な営業マン
製品やサービスを売る。それにあたっての口コミ効果が大切。口コミ効果を端的に表すのがいわゆる導入事例です。今年に入った頃から導入事例の活性化を決め、活動を続けてきました。強力な営業マンを創りたいじゃないですか!
導入事例は、出す側には都合がいいことだらけですが、載ってくれる側にはそれほどメリットがないものです。調整が難しいところですね。
ご満足いただいている様子を公表させてもらうことで、その製品を使う他のユーザーすそ野が広がる。するとその製品の寿命が長くなる、ステータスが高くなる。それを早期に選んでいた自分の評価が高まる。載ってくれる側には、そんなメリットはあるかも知れません。
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■導入事例を活性化すると決めてもなかなか前に進まない
当初はなかなかインタビューに応じてもらえない、先方がなしのつぶてになってしまう、など。一筋縄ではいかないものです。ただ、そこに担当者を置き、粘ってもらうしかない。そしてなんとかインタビューにこぎつけてもらう。
インタビューした内容に関しては、それこそ少しでもいいものにしようと、かなりの添削を何名もで入れる。そして、ホームページやチラシなどを見やすくデザインする。こういった当たり前かつ地道な社内努力で少しずつ仕上げていく。
すると、ポツリポツリとインタビューが実現し、事例が増えてきました。
今年になってから増えたのが次の5件です。
・明治安田生命保険相互会社様
・京セラコミュニケーションシステム株式会社様
・KDDI株式会社様
・株式会社ミツカングループ本社様
・大塚製薬株式会社様
http://www.cachatto.jp/case/index.html
いままで23社。いい感じになってきています!今後も大手NIerやSIerの事例が公開されます。
さらに昨日は、日経BP社「PC Online」にネットワンシステムズさんの事例が紹介されました。CitrixとCACHATTOの併用運用についてです。ありがたいです。
http://www.cachatto.jp/blog/cachatto/item_213.html
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■導入事例は社内向けの効果も大きい
一般的に、お客様から普段社内に伝わることは、問題点やら不備なところなどのクレイム系情報です。そこを皆で頑張って仕事をしているのです。ところが、導入事例というのは、成功例が書いてあるわけです。おほめの言葉に触れることが少ない社内の人たちにも大いなる励みになります。
確かに、強力な営業マンは社内にもやる気を持ち込みます。そういう意味では、導入事例が強力な営業マンである、というのは事実かもしれません!
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※20110823 18:18 ネットワン→ネットワンシステムズ 変更しました。