松屋にみる単純な「見える化」で大きな改善
おはようございます。
夜明けがずいぶんと遅くなり、至極の朝焼け空のショータイムは、始発電車に乗った後にやってくるようになりました。それにしても湿度も気温も高いままです。
セミがまだ元気です。暑さで成虫になってからの寿命が長くなるとは考えづらです。きっと来年に羽化予定の幼虫たちが前倒しで出てきているに違いないと、来年のセミ不足が心配になってしまいます。
今朝は松屋で感心した改善について。
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実は、朝、徒歩や電車を乗り継ぎ、冷たい水をしっかりと飲めるというのが松屋に立ち寄る半分くらいの理由だったりします。そうでなければ、セブンイレブンで2Lの水を買う。自分の世界では、松屋とセブンイレブンが競合しているわけです。
松屋に入ります。お水をもらって、お代わりをしようと、保冷ピッチャーに手を伸ばします。
「すかっ」
まるで、空振りをするように軽いです。ピッチャーに水が入っていない。
お店の人も定期的に水が入っているかどうか点検して回ってくれているのですが、飲み水の減り方は一定ではありません。そこで声をかける羽目になります。
「すみませ~ん。あのぉ、お水、もらえますか?」
お店の人は、すぐにやってきて、隣のものと交換してくれたりします。
ところが、それにも半分くらいしか入っていなかったり、あと、よくあったのが、氷が溶けていてぬるいのです。これでは松屋に寄った理由の半分が成立しません。どことなく不満感が残ります。
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そこにジャ~ン
今朝は、このようなピッチャーの改善が見られました。報告しましょう。記憶によると4週間ほど前からでしょうか。
透明になったので水の残量は一目瞭然です。さらに氷も適正量入っているか、見るだけで分かります。これでお店の人にはなんとも作業がしやすくなったことでしょう。自分としてもあの「すかっ」はあり得なくなりました。何とも快適です。
「このような単純な見える化って、何とも大切だなぁ。」
とかく、見えないことを、他の工夫で何とかカバーしようとします。例えば、松屋には、水を定期的にチェックする、という標準作業もあったはずです。それでも、充分にコントロールできていなかったわけです。
このように、文字通り使う器具を「見える化」することで、大幅にクオリティを改善できるという、今朝は卑近で身近な具体例でした。
※あれ、「見える化」ってちょっと前の「お題」だったような。しまった。(笑)