令和元年、 well-beingでいこう! 【令和時代の働き方】
well-being(ウェルビーイング:身体的、精神的、社会的に良好な状態)
2019年5月1日 令和元年。いつもより、新鮮な気持ちで迎えた5月1日。
「令和」という新しい時代が始まりました。
実家に帰省し、のんびりとした時間を過ごしながら、フラワーパークの花を見に行ったり、日帰り温泉に入ったり、仕事をしたり、いつもどおり自分のペースで過ごし、GWの5日が経過しました。
仕事とプライベートを完全に切り替えて過ごしたい方もいれば、私と同様、休日も緩やかなペースで仕事をしたい方(もちろん、バリバリと仕事をしたい方)もいらっしゃると思います。
それぞれがwell-beingな状態で働ける環境が整うといいなぁと思っているのですが、『働き方改革』の名のもと制度やIT基盤の整備が進む一方で、なかなか上手くいかないという声も聞こえてきます。
そこで、今日は、改めて『働き方改革』について感じていることを書きたいと思います。
『有給を切り捨てるような働き方をしたら、働くことを辞めよう!』
1992年4月1日、社会人生活をスタートした日。
入社式に向かう道、自分自身に誓った言葉が『有給を切り捨てるような働き方をしたら働くことを辞めよう』でした。
そして、その言葉に忠実に、社会人1年目から今まで有給を一度も切り捨てることなく社会人生活を送ってきました。
今、改めて振り返ると、私の働き方のお手本は、父の働き方だと思っています。
【40年以上前に父が実現していた働き方(東証一部上場の日本企業に勤務)】
- 事業所(1F)と自宅(2F)の通勤時間 30秒を実現
- 私の幼稚園の送迎は、父の担当
- 父のオフィスの片隅で本を読んだり、絵を描いていた私
- 年に数回、1週間以上の休暇をとって旅行をする
- 「やるべきことをやっているのであれば、時間は自由に使ってください」
今より制度やITが整っていない時代でも、「自分が働きやすい環境をつくる」という思いがあれば、実現することができるということを教えてくれた父の働き方。
そして、制度やIT基盤が整っても、働く人のマインドセットが変わらないと働き方は変わらないということを実感しています。
何歳になっても楽しく働くということ
楽しそうに働いているように見えるらしく、「どうしたら、ずっと楽しく仕事ができますか?」という質問をいただきます。その時に紹介しているのが、西脇さんの働き方です。
エバンジェリスト 西脇 資哲さんから学ぶ仕事の流儀で紹介したとおり、西脇さんは「仕事ができる人」であると同時に、楽しく働いている方の1人です。
ITに限らず、次々と新しい分野の仕事を開拓されている秘訣は、「夢中になれることを圧倒時な密度でやり続ける」とお聞きしたことがあります。
つまり、【できること】>【周りから求められていること】の近道はなく、夢中になれることを継続することで、結果として仕事になっていくということなのかもしれません。
令和時代の働き方は、自分のwell-beingを理解し、楽しく働くを実践すること。
well-beingでいられることこそが、本当の働き方改革なのではないでしょうか?