報告「オープンソースカンファレンス 2012 Ehime」盛況でした。
「オープンソースカンファレンス 2012 Ehime」で、「Windows Phone アプリケーション開発入門」と題して、PROJECT KySSの相方と講演をしてきました。事前の申し込み人数は、ほぼ定員でした。Windows Phone に関心を持ってくださった参加者の皆さんに感謝です。
会場は、瀬戸内海とミカンの二色に塗りつぶされていました。
Lumiaのような鮮やかなターコイズブルー(そういう意図ではないわけですが)のスタッフTシャツ。沢山のデコポンとイヨカンの箱、講師控室に用意されている飲み物はミカンジュース。会場全体、明るいし、いい香り。さすが愛媛です。なにしろ、こんな企画もあり。
来場者に先着でみかんをプレゼント!じゃんけん大会でも景品が当たる!
「白石農園」とその他ご協力いただいた農園から提供のみかんを来場者に先着でプレゼント!!(みかんの種類は当日のお楽しみ!)
さらに、ライトニングトーク後、じゃんけん大会でラッキーな方に”アンコール,宮内伊予柑,不知火食べ較べセット”や、「木野本農園」提供のみかんジュース、が当たります!
展示会場も、専門学校の出展や組み込みOSなどもあり、ロボットが走っていたり、あちこちにP板が転がっていて、なかなか興味深い内容。
肝心の我々のセミナーはといえば、詰め込み過ぎだったかもしれません。普通の速度で話せば1時間強かかる内容を、45分で話しました。
私はひどい早口だそうで(意識してゆっくり喋るよう気をつけてはいるのですが)セミナーの時は必ず途中で主催者から「もっとゆっくり喋れ」というメモが回ってきます。が、今日はそういう人がいなかったし、飛ばしてしまった感が。
「入門」と銘打っていますが、参加者の背景が分かりません。
VBやC#には馴染みがないけれども高技術力のプログラマー?
Webアプリ開発者でスマホ開発にも取り組みたい人?
他社スマホのアプリの開発者で、Microsoft の技術に関心がある人?
Webデザイナーでプログラムはこれからで、まずはスマホアプリから、という人?
ネットワーク技術者で自分でも何かアプリを作ってみたい人?
いろいろな立場からの参加が考えられるので、とにかく1から10まで駆け足で網羅みたいな感じにしました。資料をダウンロードできるようにしたので、帰宅後(帰社後)、落ち着いてから思い出していただければ、納得していただけるのではないかと。
ご当地アプリから始めて海外公開を目指しませんか、国内では今のところ実機は1機種だけですが、今後の発売や普及を待ちつつ、アプリをどんどん作って先行しておきましょう、と呼びかけました。
来場者の開発した、Windows Phoneアプリが、マーケットプレイスに公開されることを、期待して!
ただ、残念だったのは、ネタがすべったことです。
ご当地アプリをテーマにしたため、サンプルは麺タイマーにしたのですが。
お笑いには、間合いが大事だと痛感。
徳島の人、徳島製粉専用アプリ作ってみてはいかがですか~(徳島よいしょ)。
au IS12Tと、Nokia Lumia 800を持ちこみ、お土産も用意したので、それらには満足していただけたことと思います。
本日話した内容です。
この中のいくらかは、今後連載記事でも触れていきます。
「Windows Phone アプリケーション開発入門」
実機とアプリの現況
我が国でのスマホの普及状況
国内販売の実機紹介、Nokia Lumiaの紹介
マーケットプレイスの紹介、世界市場でのアプリ
ご当地アプリから始めて海外公開へ
なぜいま、ご当地アプリなのか
ご当地アプリの状況
ご当地アプリの企画
遍路アプリ「道友」の紹介
四国での遍路文化の状況と企画理由
People Hubは人をつなぐ
俳句アプリ「一日一句 投稿対応版」の紹介
XMLデータの再利用
Windows Phone Power Tools
俳句アプリの企画理由
ご当地アプリのシリーズ化と海外展開
基本の開発方法
開発に必要なツールの紹介
麺タイマーのプログラミングとその解説
Expression Blendの紹介
エミュレーターでの実行
実機デバッグとZUNE
アプリを公開するには
マーケットプレイスへの申請
マーケットプレイステストキットの概要
申請から公開までの流れ
リジェクトを防ぐためのポイント
[戻る] ボタンと「データ接続」の問題
有料アプリの申請方法
銀行情報の登録
BICコードと、W-8BENについて
トライアル版の作り方
講師海外公開アプリから見えるお国柄(?)
執筆中の連載記事紹介
おわりに
ああ、これは完全に、詰め込み過ぎですな。